蒼井優“二重仕掛け”のバースデーサプライズに満面の笑顔
2018年8月17日 15:20
[映画.com ニュース] 「夜は短し歩けよ乙女」などで知られる作家・森見登美彦氏の小説をアニメ映画化した「ペンギン・ハイウェイ」が8月17日、全国193館で封切られ、東京・TOHOシネマズ日比谷で行われた初日舞台挨拶に、キャストの北香那、蒼井優、西島秀俊、竹中直人、石田祐康監督、森見氏が登壇した。
短編アニメ「台風のノルダ」「陽なたのアオシグレ」などを手がけたアニメスタジオ「スタジオコロリド」の第1回長編作品となる本作は、少し生意気な小学4年生“アオヤマ君”に待ち受ける、ひと夏の不思議な体験を描く。蒼井は、初の長編作品となった石田監督を「とにかく石田監督、おめでとうございます!」と祝福。「石田監督は本当に愛らしい方なんです。作品を見てみるとわかると思いますが、全カットに監督の愛情が詰め込まれています」と語ると、西島は「お子さんはもちろん、大人の方が胸をふるわせるような作品。お子さんを連れて劇場に来ていただきたい」とアピールしていた。
この日は、蒼井の33歳の誕生日。さらに23日には北が21歳を迎えることから、2人にバースデーサプライズが仕掛けられた。本作をモチーフにした特製ケーキがステージに登場すると、見事な出来栄えに蒼井は「可食部はどこですか? これ、全部食べられるんですか?」と驚きの表情。そして、自らの誕生日の際に蒼井からTシャツをプレゼントされた石田監督から、似顔絵入りの色紙が手渡された。
「2人の笑顔の写真を参考に描いていたら、見つめられているようで恥ずかしかった」と執筆時を振り返り、場内の笑いを誘った石田監督。「まさかサプライズをしていただけると思ってもいなかったので嬉しいです」と喜びを爆発させた北に続き、蒼井は「ケーキ(の登場)までは台本に書いてあったんです」と思わぬ事実を暴露した。「台本に『サプライズケーキ登場』って書いてあって、全然サプライズじゃないなって(笑)。ケーキももちろんですが、本当に嬉しいです!」と“二重仕掛け”のサプライズに満面の笑顔を浮かべていた。
「子どもの頃に見たかった風景、妄想していたことを小説という形で他の人に見てもらいたかったです。(映画は)そういう風にイメージしていたものがアニメとしてしっかり再現されている。小学生時代の自分が見たら、本当に感動すると思います」と森見氏のお墨付きを得た「ペンギン・ハイウェイ」。蒼井も「見終わると、昔の“自由さ”を思い出すというか。今はわかることに慣れ過ぎている気がします。わからないこと、不可思議なことはたくさんあって、そのなかでの“自由さ”を感じていただけると思います」と客席に言葉を投げかけていた。
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