“007”も“キングスマン”も踊りだす？「マンマ・ミーア」ミュージカル映像公開！

ABBAの代表曲であり、本シリーズの代名詞ともいえる名曲「ダンシング・クイーン」が使用された特別映像には、ソフィ（アマンダ・セイフライド）のホテルの開業パーティに参加するため、カロカイリ島に帰ってきたビル（ステラン・スカルスガルド）やハリー（コリン・ファース）、そして彼らを出迎えるソフィやロージー（ジュリー・ウォルターズ）、ターニャ（クリスティーン・バランスキー）、サム（ピアース・ブロスナン）が勢ぞろいし、歌って踊る姿が収められている。

「1作目よりもずっと大規模な作品よ」というセイフライドの言葉通り、ヘリコプターによる撮影も行われるなか、主要キャラクターたちだけではなく、島民役として舞台版「マンマ・ミーア！」のオリジナルキャストを多数招集したパフォーマンスは、圧巻の一言。「キングスマン」シリーズのファースをはじめ、顔なじみの“ファミリー”再集結に思わず胸が高鳴る、新たな名シーンの誕生だ。「007」シリーズの5代目ジェームズ・ボンドとしても知られるブロスナンは、「この音楽を聞いたら、体が動き出す」と自然に体を揺らしている。

ABBAの4枚目のアルバム「アライバル」に収録され、母国スウェーデンをはじめ、日本を含む各国で大ヒットを記録した「ダンシング・クイーン」。メンバーのひとりであるビョルン・ウルバースは、「監督（のオル・パーカー）が見事にこの曲を生かしてくれた。『ダンシング・クイーン』が賛美歌になったよ」と楽曲と世界観の見事なマッチングに太鼓判を押している。

同シーンについて、セイフライドは「父親たちが島に来る途中だと知って、私はターニャとロージーと一緒に、船を迎えに桟橋に向かって、丘を駆け降りながら、全員が歌い踊り始めるの。それは盛大な『ダンシング・クイーン』セレブレーションで、すごく楽しい。全員が今までにないほどの愉快なときを過ごし、すべてがうまくいくことの予感を暗示しているわ」と振り返っている。

「マンマ・ミーア！　ヒア・ウィー・ゴー」は、8月24日から全国公開。