悪魔版「ラ・ラ・ランド」!? A・ガーフィールド主演「アンダー・ザ・シルバーレイク」日本版予告編公開
2018年8月14日 18:00
[映画.com ニュース] アンドリュー・ガーフィールド主演、デビッド・ロバート・ミッチェル監督のサスペンススリラー「アンダー・ザ・シルバーレイク」の日本版予告編とポスタービジュアルが公開された。
クエンティン・タランティーノ監督に「こんなホラーは見たことがない」と激賞された「イット・フォローズ」で世界的に注目を集めたミッチェル監督の最新作。今年のカンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、「ヒッチコックとリンチを融合させた悪魔版『ラ・ラ・ランド』だ!」(La repubblica紙)などと評され、世界中を震撼させる作品に仕上がっている。
物語の舞台は、ダウンタウンとハリウッドの間に位置し、セレブやアーティストなど多くのクリエイティブな若者が暮らすシルバーレイク。夢を抱き、きらびやかな同所にやってきたはずのサム(ガーフィールド)は、気付けば仕事もなく、夢も失い、無気力な日々を送っている。ある日、向かいに越してきた美女・サラ(ライリー・キーオ)に一目惚れしたサムは、恋の予感に胸を高鳴らせるが、彼女は忽然と消えてしまう。サラの部屋の壁に刻み込まれた暗号をきっかけに、オタク知識を総動員し、様々な謎を解き進めるサムは、シルバーレイクの深奥に眠る巨大な闇へと近付いていく。
予告編の冒頭では、サムと謎の美女・サラの淡い恋模様が描かれるが、約30秒後に様相は一転、サラの失踪により不穏な空気が立ち込める。「世界は暗号だらけ」という言葉が響くように、壁の暗号、ヒット曲に隠されたメッセージ、サブリミナル、都市伝説、仕掛け地図など、多くの謎がちりばめられ、コラージュのように多彩なカルチャーが交錯する。「本作には、たくさんの謎がちりばめられていて、人が見つけてくれるのを待っている」というミッチェル監督の言葉の通り、予告編に仕掛けられた謎を見つけられるはずだ。また、ポスタービジュアルでは、プールから顔を出すサラが、打ちのめされたような表情のサムを、シルバーレイクの水底へ誘いかけるように、無邪気な笑顔を向けている。
「アンダー・ザ・シルバーレイク」は、10月13日から全国で公開予定。特典付き前売り券は8月17日から発売される。
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