失踪した娘の“本当の顔”とは? 全編PC画面「search」“ネットの闇”描く予告編公開
2018年8月7日 20:00

[映画.com ニュース] 物語がすべてPCの画面上を捉えた映像で進行していくという斬新なアイデアと巧みなストーリーテリングで、2018年のサンダンス映画祭観客賞(NEXT部門)を受賞したサスペンススリラー「search サーチ」の予告編が公開された。
16歳の女子高生マーゴットが行方不明となり、捜索が始まるが、家出なのか誘拐なのか判明しないまま37時間が経過。娘の無事を信じたい父親のデビッドは、マーゴットのPCにログインし、Instagram、Facebook、Twitterといった娘が登録しているSNSにアクセスを試みる。しかし、そこには明るく活発だったはずの娘とはまるで違う、知られざるマーゴットの闇が広がっていた。
全編主観視点のノンストップアクション「ハードコア」もプロデュースした鬼才監督ティムール・ベクマンベトフが製作を務め、Googleグラスだけで撮影したYouTube動画が注目された27歳のインド系アメリカ人、アニーシュ・チャガンティを監督に抜てき。「斬新な映像手法!」(ローリングストーン誌)、「ヒッチコック映画のような第一級サスペンス!」(CNET)と多くの米メディアが絶賛している。
父親のデビッドを演じるのは、J・J・エイブラムスによるリブート版「スター・トレック」シリーズのエンタープライズ号クルー、スールー役で知られるジョン・チョウ。今回、公開された予告編では、SNSを通して、娘の交友関係を検索するデビッドが「毎日ひとりでランチを食べていた」など初めて知る娘の事実に、悲壮感を漂わせる姿が映し出される。数多く開いたウィンドウが次から次へと切り替わるなか、2500ドルの大金がなくなっていることも明らかになり、ついにはデビッドが「なんてことだ。すべてデタラメだ」と声をあげる。果たして、マーゴットの行方は? 全編PC上で展開する捜索劇から目が離せない。
「search サーチ」は、10月26日から全国公開。
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