ホアキン・フェニックス版「ジョーカー」にコメディアンのマーク・マロン
2018年8月6日 17:00
[映画.com ニュース] 人気ドラマ「GLOW ゴージャス・レディ・オブ・レスリング」に出演するコメディアンのマーク・マロンが、ホアキン・フェニックス主演「ジョーカー(原題)」に出演交渉中であることがわかった。
バットマンの宿敵ジョーカーの誕生物語を描く米ワーナー・ブラザースの新作。フェニックスがジョーカー役を演じ、ほかにロバート・デ・ニーロ、ザジー・ビーツ、フランセス・コンロイが出演交渉を進めている。
米バラエティによれば、マロンはトーク番組のブッキングエージェント役、デ・ニーロは番組司会者の役をオファーされており、この番組をきっかけにジョーカーの怒りに火が付くようだ。ビーツはジョーカーが関心を寄せるシングルマザー役、コンロイはジョーカーの母役を演じると見られている。
監督は「ハングオーバー!」シリーズのトッド・フィリップスで、スコット・シルバーと共同執筆した脚本は、1980年代初期のゴッサムシティが舞台だという。マーティン・スコセッシ監督&デ・ニーロ主演「タクシードライバー」「キング・オブ・コメディ」のトーンを参考にしており、ほかのDC映画よりも低予算かつダークで、ファイトシーンよりもドラマやキャラクター描写に焦点を当てる作品になる。
「ジョーカー」は9月よりニューヨークでクランクインし、2019年10月4日全米公開の予定。
なお、ワーナーは「スーサイド・スクワッド」でジョーカーに扮したジャレッド・レト主演による別の単独映画と、ハーレイ・クインを主人公にしたスピンオフ映画を企画開発中だが、「ジョーカー」はDCエクステンデッド・ユニバースに含まれない独自の映画となる。