吉田羊、号泣! 佐野玲於&村上虹郎共演「ハナレイ・ベイ」本予告が完成
2018年8月3日 06:00

[映画.com ニュース]日本を代表する作家・村上春樹氏による短編小説を映画化する「ハナレイ・ベイ」の本予告映像が、このほど完成した。ハワイ・カウアイ島のハナレイ・ベイの神秘的なほど美しい景観に加え、主演・吉田羊、共演の佐野玲於(GENERATIONS from EXILE TRIB)と村上虹郎の熱演を切りとっている。
村上氏が2005年に発表した短編集「東京奇譚集」に収められている1編を、「トイレのピエタ」の松永大司監督のメガホンで実写映画化。ピアノバーのオーナーでシングルマザーのサチ(吉田)は、息子のタカシ(佐野)がハワイ・カウアイ島のハナレイ・ベイで亡くなったことを電話で知る。それから10年間、タカシの命日の時期には毎年ハナレイ・ベイを訪れ、数週間を過ごすサチ。やがて、彼女は亡き息子の姿を重ねることになる日本人サーファー高橋(村上)と出会う。
本予告は、「息子はここハナレイ・ベイで大きなサメに襲われて死んだ」というサチの語りからスタート。チェアを持って海岸に行き、じっと海を見つめるサチの脳裏に去来するのは、生前のタカシとの思い出だ。「私は息子のことが好きではなかった」というテロップが、親子2人の複雑な関係性を象徴している。
また、サーフィンに興じる高橋と親交を深めたサチが「そういえば、片足の日本人サーファーって見たことあります?」「おばさんがいつも座っている場所の、そこからちょっと離れたところに、そいつが片足で立ってる」と言葉を投げかけられる場面も活写。そして“好きではなかった”はずの息子を想い、号泣してしまうサチの姿が映し出される。
「ハナレイ・ベイ」は、10月19日から全国公開。
(C)2018「ハナレイ・ベイ」製作委員会
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