池松壮亮が全身全霊の殺陣を披露 蒼井優共演の時代劇「斬、」特報映像完成
2018年8月1日 10:00

[映画.com ニュース] 塚本晋也監督が初挑戦した時代劇映画で、池松壮亮が主演、蒼井優がヒロイン役を務めた「斬、」の特報映像が、このほど完成した。浪人を演じた池松が刀を握りしめ、全身全霊の殺陣を披露する模様などを収めている。あわせて、同監督が描き下ろしたオリジナルポストカードの絵柄も公開された。
塚本監督が出演、脚本、撮影、編集、製作も兼ねた完全オリジナル作品で、第75回ベネチア国際映画祭のコンペティション部門に正式出品される今作。開国するか否かで大きく揺れ動いていた江戸時代末期を舞台に、時代の波に翻ろうされるひとりの浪人(池松)と、不穏な時代を精一杯生きる農家の娘(蒼井)らの姿を通して“生と死の問題”に迫っていく。

特報は、ともに塚本監督作初参加となった池松&蒼井の熱演を映し出す。浪人と農家の娘が胸に迫る太鼓の音や、刀が擦れる鋭い音にのせて登場し、己の存在自体と向き合っていく。出演した塚本監督、中村達也、前田隆成らも存在感を放ち、緊迫感あふれる映像に仕上がっている。
「斬、」は、11月24日から東京・渋谷のユーロスペースほか全国公開される。なお特典付き鑑賞前売り券は、近日発売予定。
(C)SHINYA TSUKAMOTO/KAIJYU THEATER
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