【コミコン2018】「ヴェノム」トム・ハーディ、スパイダーマンとの対決に勝つ気満々!?
2018年7月21日 16:00
[映画.com ニュース] 米サンディエゴで開催中の世界最大級のポップカルチャーイベント「コミコン・インターナショナル・サンディエゴ」に、新作「ヴェノム」の主演トム・ハーディと、共演のリズ・アーメッド、メガホンをとったルーベン・フライシャー監督が登場。ファン待望のアンチヒーロー映画を紹介した。
スパイダーマンの強敵から人気のダークヒーローとなったキャラクター、ヴェノムを、「マッドマックス 怒りのデス・ロード」「ダンケルク」のハーディを主演に迎え映画化。約6500人のファンが詰めかけたホールHに初登場したハーディは、「ヴェノムは、一番かっこいいマーベルヒーローだと思う」とコメント。さらに、「息子がヴェノムのファンなんだ。息子も見られる映画に出たくてね」と出演の理由を明かした。
ヴェノムはコミックの「スパイダーマン」シリーズから生まれたキャラクターだけに、映画での対決も待望される。フライシャー監督は「実現したら素晴らしい」と語り、「スタジオも同じ考えなら、いつか2人の進む道が交差するかもしれないね」と言うにとどめた。それに同調していたハーディは、司会者からスパイダーマンと対決したいか尋ねられると、笑いながら「トム・ホランドと戦いたいかって? いい役者だしね。受けて立つよ」と、楽勝と言わんばかりに自信たっぷりに答えた。
パネルで初公開された本編映像の一部では、地球外生命体“シンビオート”に寄生されたジャーナリストのエディ・ブロック(ハーディ)が、寄生されている事実を周囲の人にわかってもらえなかったり、人を傷つけることを拒否したりと、苦悩する場面を中心に、ヴェノムがエディの身体を操り刺客を攻撃する場面など個性的なアクションシーンが繰り広げられた。敵役のライオットもお披露目され、大乱闘の衝撃の展開にファンたちから嘆声がもれた。
あわせて、異次元のスパイダーマンたちが集結する長編アニメーション「スパイダーマン スパイダーバース」のプレゼンテーションも行われた。主人公のメキシコ系の黒人少年マイルズ・モラレス役の声優シャメイク・ムーア、40代のピーター・パーカー役のジェイク・ジョンソン、スパイダー・グウェン役のヘイリー・スタインヘルドらが登壇し、ムーアとジョンソンは、特殊能力の使い方を教えてくれる人を切望しているマイルズと、指南役に無関心なピーターの関係を即興の掛け合いで説明。お披露目されたポスプロ中の映像では、マイルズがグウェンやピーターと出会う場面が中心で、そのほかスパイダーマン・ノワールや、スパイダーロボットを連れた、日本語を話す少女ペニー・パーカーが登場。原作コミックの人気キャラで、ブタのスパイダーマン“スパイダーハム ” が映し出されると会場では大きな歓声が上がった。
「ヴェノム」は、全米公開の10月5日から4週間後の11月2日から全国公開。「スパイダーマン スパイダーバース」は19年公開。
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