【コミコン2018】「ザ・プレデター」“肉体改造”された残虐な最強種が同胞を狩る!
2018年7月20日 08:30

[映画.com ニュース] 世界最大級のポップカルチャーイベント「コミコン・インターナショナル・サンディエゴ」が米サンディエゴで7月19日(現地時間)に開幕。米20世紀FOXが手がける人気SFシリーズ最新作「ザ・プレデター」のキャスト陣が、サンディエゴ・コンベンションセンターのホールHでオープニングを飾った。
本作では、人類を恐怖のどん底に突き落とした銀河の狩人プレデターが、他種のDNAを利用して遺伝子レベルでグレードアップし、より強く、より賢くなって地球へ襲来する。コミコンでは、ボイド・ホルブルックの出席はかなわなかったものの、主要キャストのスターリング・K・ブラウン、キーガン=マイケル・キー、トレバンテ・ローズ、トーマス・ジェーン、アウグスト・アギレラ、ジェイク・ビューシイ、オリビア・マンらが顔をそろえ、シリーズ1作目「プレデター」の出演者で、本作のメガホンをとったシェーン・ブラック監督は、プレデターの故郷の星では、同胞が一度ならずも二度も人間に殺されたという事実を誰一人として快く思っておらず、復しゅうを求めて地球に再来すると、物語の背景を解説した。
イベントでは、キャストたちが「プレデターVS○○」をお題に、ザ・ロック(ドウェイン・ジョンソン)に始まり、パニッシャーにウルヴァリン、ヨーダといった人気キャラクターとプレデターの“夢の対決”の勝者を予想する動画からスタート。会場でもインディ・ジョーンズやハン・ソロ、果てはハリソン・フォードまでプレデターの対決相手に引っ張り出し、ポップカルチャーの祭典らしいスタートを切った。
そして、本編からふたつのシークエンスが世界初公開された。まずはホテルの一室でマン演じる科学者と、ホルブルックらが扮する兵士たちの掛け合いが痛快なコメディ色の強いシーン。「アイアンマン3」や「ナイスガイズ!」で知られるブラック監督らしい軽妙な会話劇が繰り広げられ、プレデターに立ち向かうはみ出し者たちの個性が浮かび上がる語られる。ブラック監督は、「ポップアートとして、完璧な融合ができた。80年代のエイリアン映画の熱狂にランボーの熱狂を混ぜ合わせた感じだ」と自信をにじませた。
もうひとつは、従来のプレデターがふた回りほども大きくより残虐なプレデターに“狩られる”なか、主人公たちが小学校から脱出を図る場面。緑の血しぶきが飛び散るバイオレンスたっぷりのショッキングなシーンでは、6500人のファンから大きな声が漏れたが、ブラック監督は「完成版はもっと血まみれだよ」とさらに過激になることを約束。プレデターについて、「彼らは早くて、徹底的に戦い、それでいてしなやか」と解説し、ある集団によって暗殺者として“肉体改造”された個体が登場することを明かした。
「ザ・プレデター」は9月全国公開。

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