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倉科カナ主演「あいあい傘」主題歌は竹内まりや4年ぶりシングル!特報映像もお披露目

2018年7月20日 17:00

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25年ぶりに再会した父娘の物語
25年ぶりに再会した父娘の物語
(C)2018 映画「あいあい傘」製作委員会

[映画.com ニュース] 倉科カナが主演し、劇作家で俳優の宅間孝行がメガホンをとった感動作「あいあい傘」の主題歌に、竹内まりやの約4年ぶりとなるニューシングル「小さな願い」が使用されていることがわかった。あわせて、同曲にのせた15秒の特報映像も披露された。

2012年をもって解散した劇団「東京セレソンデラックス」が07年に上演し、主催の宅間がサタケミキオ名義で作・演出を手がけた舞台を映画化。恋園神社のある小さな田舎町に、さつき(倉科)は25年前に姿を消した父・六郎(立川談春)を探しにやって来た。宿への道中、偶然にも六郎を知るテキ屋の清太郎(市原隼人)と出会い、「年に一度の祭りを取材したい」と嘘をつき案内してもらうことに。散策しながら、次第に明らかになる現在の父の生活……。さつきは意を決して、父の新しい家族、つまり妻の玉枝(原田知世)と、彼女のひとり娘(入山杏奈)に会いに向かう。

そしてデビュー40周年を迎える竹内の歌声が、映画の感動をより一層盛り上げる。製作サイドは、楽曲の提供に対し「まりやさんの音楽の中心にある“ミドル・オブ・ザ・ロード”という考え方。聞くだけで気持ちがホッとしたり、気分が明るくなったり、それは普通に暮らす人々の生活と、そこに生まれる感情に寄り添う音楽。映画『あいあい傘』は運命に翻弄されながらも懸命に生きる人々の姿を描いた作品で、まりやさんに台本をお読みいただき、映像をご覧いただいて、そこに生きる人々の思いを拾い、『小さな願い』として結実させていただけたことは、ただただ感無量です」と感謝を述べる。

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新曲「小さな願い」には「大切な人に、ずっと幸せでいてほしい」という思いが込められており、竹内は「人が人を思う気持ち……。映画『あいあい傘』のなかでたびたび感じたそのテーマを歌にしたのが『小さな願い』です。複雑な事情を背負いながら生きる人たち、思いに任せぬ世の中を生きる人たちなど、この映画には心に荷物を抱えた様々な人間の姿が描かれているのですが、どこかに救いと希望が感じられるのは、それが宅間監督の『願い』だからだと感じています。人間はたとえ自分が幸せでも、愛する誰かが不幸せならば本当の幸福感は得られないからこそ、祈らずにはいられないのでしょう。そんな大切な人への『願いと祈り』を歌の中に込めました」と真摯に説明。なお編曲・プロデュースは、今回も竹内の夫・山下達郎が手がけている。

映画「あいあい傘」は、10月26日から東京・TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開。

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