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北香那、蒼井優、西島秀俊ら“ペンギンイリュージョン”にメロメロ

2018年7月4日 04:00

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サプライズ登場したペンギンに会場中がメロメロ
サプライズ登場したペンギンに会場中がメロメロ

[映画.com ニュース] 「夜は短し歩けよ乙女」などで知られる作家・森見登美彦氏の小説をアニメ映画化した「ペンギン・ハイウェイ」の完成披露舞台挨拶が7月3日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで開催され、キャストの北香那蒼井優西島秀俊竹中直人石田祐康監督が出席した。

短編アニメ「台風のノルダ」「陽なたのアオシグレ」などを手がけたアニメスタジオ「スタジオコロリド」の第1回長編作品となる本作は、少し生意気な小学4年生“アオヤマ君”に待ち受ける、ひと夏の不思議な体験を描く。

本作は「普通の住宅街に突如ペンギンが出現する」という出来事をきっかけに物語がはじまることから、イベントでは“ペンギンイリュージョン”を実施することに。ステージ中央にペンギンのぬいぐるみが入った巨大なガラスケースが運び込まれ、キャスト陣が二酸化炭素ガスを噴射すると、本物のペンギン3匹が出現。ケースから顔をのぞかせ、ひょこひょこと動きまわる愛くるしい姿に、登壇陣はメロメロの様子で「かわいい~!」と声をあげていた。

さらに役作りの話題があがると、アオヤマ君が通っている歯科医院の“お姉さん”を演じた蒼井は「『ものすごく難しいな、この役』と思った。私はお姉さんのようなしっかりした役をいただくことがなくて。基本的に誰かに寄生しているような役が多いので(笑)」と吐露。アオヤマ君のお父さん役の西島は、「原作と脚本、どちらも泣けちゃって。読む度に泣けて仕方なくて、セリフを覚える時に不自由した覚えがあります」と振り返り、「皆さんも、懐かしさだったり、心が揺れる素晴らしい体験になると思う」と呼びかけた。

また主人公が10歳の少年であることから、「どんな小学生だったか」と問われた北は、「とにかくやんちゃで、だめと言われたことほどしたくなるような小学生だった。例えば、夏休みの学校に侵入するとか」と暴露。一方の蒼井は、「私は『魔女の宅急便』が好きで、家に赤いカチューシャと黒いワンピースがあることに気づき、『私はキキかもしれない』と本当に思った」と明かし、「ある時、家でひとりになった時に『今だ!』と思って、黒いワンピースを着て、赤いカチューシャをしてベランダに出て、デッキブラシにまたがった。小学校4年生なら知識もあるはずなのに、なぜか(空を飛べると)信じ込んで『飛べ!』って言っているような、子どもっぽい子どもでした。飛べませんでしたけど(笑)」と照れ笑いを浮かべた。

ペンギン・ハイウェイ」は8月17日から全国公開。

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