東出昌大、「菊とギロチン」に絶対の自信「人生にとっての3時間なら短い」
2018年6月27日 14:00
[映画.com ニュース] 瀬々敬久監督が、30年来の構想を実現させた最新作「菊とギロチン」のヒット祈願が6月27日、東京・両国の回向院で行われた。木竜麻生、東出昌大、寛一郎ら主要キャストをはじめ女相撲の一座「玉岩興行」、アナキストグループ「ギロチン社」の面々が顔をそろえた。
関東大震災後の大正末期に、軍部が権力を強める中で自由と存在意義を求めて奔走した若者たちの群像劇。大相撲の起源である勧進相撲や女相撲の興行が行われていた同寺院でのヒット祈願に、主演の木竜は「ゆかりの場所で、うれしく思う。これから公開に向けて頑張っていきます」と決意を新たにした。
東出は、クラウドファンディングで製作資金を集めたことを強調し「大変熱い映画になっている。普段は言えないような過激なセリフや、残酷に映るシーンもあるかもしれないがリアリティを追求した」と力説。上映時間は3時間9分だが、「どっと疲れるかもしれないが、人生にとっての3時間なら短く、濃いものが残るはず」と自信のほどをアピールした。
撮影順ではデビュー作となる寛一郎が、「ヒット祈願をしなくても、皆の熱い気持ちでヒットすると信じていた。祈願をしたから確信しています」と声を詰まらせるひと幕も。瀬々監督が「寛一郎が泣きそうになっているから、こっちもグッときた。初日の舞台挨拶では号泣してくれると思う」とちゃかすと、「泣かないですよ」としきりに照れていた。
その後、境内で女相撲甚句の「イッチャナ節」を披露し、大関梅の里役の前原麻希が土俵入りを奉納。しこを踏む際には全員で「よいしょっ」の掛け声が鳴り響き、瀬々監督は「縁のある場所でこの日を迎えられ幸せです」と万感の表情で語った。
「菊とギロチン」は、7月7日からテアトル新宿ほか全国で順次公開される。
フォトギャラリー
関連ニュース
「グランメゾン東京」SPドラマ今夜放送! 木村拓哉、鈴木京香、玉森裕太らが演じたキャラクターを徹底おさらい 【映画「グランメゾン・パリ」明日公開】
2024年12月29日 08:00
映画.com注目特集をチェック
ザ・ルーム・ネクスト・ドア
【魂に効く珠玉の衝撃作】「私が死ぬとき、隣の部屋にいて」――あなたならどうする?
提供:ワーナー・ブラザース映画
キャプテン・アメリカ ブレイブ・ニュー・ワールド
【本作は観るべきか、否か?】独自調査で判明、新「アベンジャーズ」と関係するかもしれない6の事件
提供:ディズニー
セプテンバー5
【“史上最悪”の事件を、全世界に生放送】こんな映像、観ていいのか…!? 不適切報道では…?衝撃実話
提供:東和ピクチャーズ
君の忘れ方
【結婚間近の恋人が、事故で死んだ】大切な人を失った悲しみと、どう向き合えばいいのか?
提供:ラビットハウス
海の沈黙
【命を燃やす“狂気めいた演技”に、言葉を失う】鬼気迫る、直視できない壮絶さに、我を忘れる
提供:JCOM株式会社
サンセット・サンライズ
【面白さハンパねえ!】菅田将暉×岸善幸監督×宮藤官九郎! 抱腹絶倒、空腹爆裂の激推し作!
提供:ワーナー・ブラザース映画
激しく、心を揺さぶる超良作
【開始20分で“涙腺決壊”】脳がバグる映像美、極限の臨場感にド肝を抜かれた
提供:ディズニー