SWを“ひとりで背負った”若き日のハン・ソロ俳優をロン・ハワード監督が大絶賛
2018年6月11日 15:00

[映画.com ニュース]「スター・ウォーズ」シリーズの新作「ハン・ソロ スター・ウォーズ・ストーリー」の主演俳優オールデン・エアエンライクと、メガホンをとったロン・ハワード監督、人気キャラクターのチューバッカが来日し、東京・六本木で6月11日、記者会見を行った。
映画は、人気キャラクターのハン・ソロの知られざる過去を描くアクションアドベンチャー。生涯の相棒チューバッカとの出会いや、愛機ミレニアム・ファルコン号の船長になるまでのエピソードを明かしながら、ハン・ソロがアウトローの道を進み始めるようになった原点を描き出す。
3000人のオーディションを勝ち抜いて、若き日のハン・ソロ役に選ばれたエアエンライクは、「『スター・ウォーズ』シリーズだからこそというプレッシャーはあったけど、観客に楽しんでもらえるように良い仕事をすることに集中した」と言い、「CGを極力使用していなので、実際にエイリアンのパペットがいたり、爆発も本物だったり。ミレニアム・ファルコンを飛ばす場面でも、目の前のスクリーンに宇宙が映されるから、究極のディズニーランドのアトラクションみたいだった」と、「毎日が新しい挑戦」だった撮影現場を楽しそうに振り返った。
一方、撮影途中からプロジェクトに参加したハワード監督は、「創作面でとてもエキサイティングな挑戦だった」と語り、「パーソナルな人間関係と、体を張ったアクション、これらを通して若き日のハンが乗り越えていく物語が素晴らしい」という脚本の魅力や、エアエンライクが立派にハン演じてくれるという確信からメガホンを引き受けたと告白。世界中で愛されている人気キャラクターを演じたエアエンライクについて、「『スター・ウォーズ』シリーズのなかで、ひとりのキャラクターが物語を引っ張っていくのは初めて。オールデンはひとりで作品を率いなければならなかったが、重圧にびくともせずプロ意識で挑戦を受けて立った。一人の人間として尊敬するし、感謝している」とべた褒めだった。
さらに自身の撮影初日に、「スター・ウォーズ」シリーズの生みの親であるジョージ・ルーカスが撮影現場を見学に訪れ、ハンがマントを肩にバサッとかける仕草をさりげなく実演してくれたことで、一気にキャラクターの個性が引き出せたというエピソードを披露。エアエンライクは、元祖ハン・ソロ俳優のハリソン・フォードと「彼の飛行機の駐機場で話せた」と述懐するも、「とても協力的で、知りたかったことにはすべて答えてもらったけど、その内容は口外してはいけないことになっているんだ」と笑顔ではぐらかした。
会見には、「スター・ウォーズ」シリーズの大ファンで日本語吹き替え声優としてカメオ出演する歌舞伎俳優の市川海老蔵が駆けつけた。ハンとチューバッカの出会う場面に登場するストームトルーパーの声優を務めており、「子どもの頃から大好きだった「スター・ウォーズ」シリーズに声で参加できてうれしいです」とにっこり。父・團十郎さんに連れられてはじめて行った新宿の映画館で「スター・ウォーズ」を鑑賞した思い出を語り、自身の子ども2人をつれて同地で本作を鑑賞したいと目を細めた。
前日に東京ドームで野球観戦したとご機嫌のハワード監督も、初来日のエアエンライクも終始和やかなムード。チューバッカの挨拶をアエンライクが「日本は大好きな国なんだ。みんなに会えてうれしいし。たくさんフラッシュが光っているけど大丈夫」と英語に訳すなど、劇中さながらのコンビ力をみせるひと幕もあった。
「ハン・ソロ スター・ウォーズ・ストーリー」は6月29日から全国公開。
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