イザベル・ユペールが若き作家を破滅の道へいざなう娼婦に「エヴァ」本編映像
2018年6月8日 10:00
[映画.com ニュース] 第68回ベルリン国際映画祭コンペティション部門出品作で、イザベル・ユペールがギャスパー・ウリエル扮する若き作家を破滅の道へといざなう娼婦を演じる官能ドラマ「エヴァ」の本編映像の一部を映画.comが入手した。
かつてジャンヌ・モロー主演で「エヴァの匂い」として映画化されたジェームズ・ハドリー・チェイスの小説「悪女イヴ」を、ブノワ・ジャコー監督のメガホンで再映画化。このほど公開された映像は、フランス北東部ジェラールメに実在する瀟洒(しょうしゃ)なレストランでの、ふたりの駆け引きを映したシーンだ。
他人の戯曲を盗作して作家デビューを果たし、成功を手に入れたベルトラン。周囲から2作目を期待されるものの思うように筆が進まないベルトランは執筆の場である別荘に到着した。するとそこには吹雪で立ち往生した男女が勝手に窓ガラスを割って部屋に侵入し、くつろぐ姿があった。怒り心頭のベルトランはバスタブでくつろぐ娼婦エヴァに文句を言うために近づくが、一瞬にして彼女に心を奪われてしまう。
「エヴァ」は、7月7日から、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国公開。