“生身”で熱演!ブライアン・コックス主演「チャーチル」予告&ポスター入手
2018年6月6日 08:00

[映画.com ニュース] ウィンストン・チャーチル英元首相の“ノルマンディー上陸作戦決行までの96時間”に迫るヒューマンドラマ「チャーチル ノルマンディーの決断」のポスタービジュアルと予告編を、映画.comが先行入手した。解禁日となった本日6月6日は、歴史上最も有名な“D-DAY”(戦略上重要な攻撃や作戦開始日時を表すアメリカの軍事用語)で、第二次世界大戦中のノルマンディー上陸作戦の決行日だ。
第二次次世界大戦末期のイギリス。ノルマンディー上陸作戦の遂行に反対していた首相のチャーチル(ブライアン・コックス)は、英国王ジョージ6世が同席する前で意見を述べるが、連合国軍最高司令官アイゼンハワーに即却下される。四面楚歌になったチャーチルは秘書に八つ当たりをするなど孤独を一層深めていくが、その様子を見かねた妻のクレメンティーン(ミランダ・リチャードソン)の愛のムチによって、心を奮い立たせられ、真のリーダーとしての道を歩み出していく。
公開されたポスターで目を見張るのは、名優コックス演じるチャーチルの姿だ。第90回アカデミー賞で2冠に輝いた「ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男」では、日本人メイクアップアーティストの辻一弘らによるゲイリー・オールドマンの特殊メイクが一躍話題を呼んだが、コックスは“生身”でチャーチルを体現。トレードマークのシルクハットを被り、葉巻をくわえ、Vサインを掲げる“歴史上最も偉大なリーダー”になりきっている。
予告編は、史上最大の作戦を前にしたチャーチルの葛藤や苦悩にフォーカスを当てている。「この作戦は無謀すぎる」「早急に破棄すべきだ」と訴え、新たな作戦を提案しようとしたものの「あなたの作戦など必要ない」と一蹴されるチャーチル。自国を守るために戦争の勝利は必須だが、1人でも多くの若い兵士を守りたいという思いに苛まれ、次第に自暴自棄になっていく。やがてクレメンティーンの叱咤激励によって活力を取り戻したチャーチルは“ある決断”を国民に示す世紀の演説に臨む。
「チャーチル ノルマンディーの決断」は、「レイルウェイ 運命の旅路」のジョナサン・テプリツキー監督がメガホンをとった。8月18日から東京・有楽町スバル座、新宿武蔵野館ほか全国で順次公開。
(C)SALON CHURCHILL LIMITED 2016
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