「ハン・ソロ」新ドロイドは女性型で毒舌！R2-D2との共通点とは？

映画は、愛すべきアウトロー、ハン・ソロの知られざる過去を描くアナザーストーリー。生涯の相棒となるチューバッカや銀河最速のオンボロ宇宙船ミレニアム・ファルコン号との出会いが明らかになる。同シリーズでは、シリーズ1作目から登場しているR2-D2とC-3POの名コンビや、「フォースの覚醒」で一躍人気者となったBB-8、「ローグ・ワン　スター・ウォーズ・ストーリー」で寄せ集めチームの一員として奮闘したK-2SOら、ドロイドたちが活躍してきた。本作で主要キャラクターとして描かれるドロイドは、高身長でスラッとしたモデル体型のような外見ながら、思ったことは何でも言ってしまう毒舌家のL3-37だ。

走ったり、戦ったり、ミレニアム・ファルコン号を操縦したり、過激な発言をしたり、マルチな才能を発揮するL3-37について、同役を演じた英女優フィービー・ウォーラー＝ブリッジは、「とても革新的なドロイドなの。最初はR2-D2のように修理や整備が担当のドロイドだったんだけど、自分自身をアップデートして、色んな動きができるようにしていったの」と、R2-D2のようなアストロメク・ドロイドから進化を果たしたモデルだと明かす。

劇中では、ランド・カルリジアンの相棒的存在。ウォーラー＝ブリッジは、「ランドとL3-37はとても親密な関係よ。お互いを頼りにしている」と分析する。「L3-37にとっては、はじめてドロイドを人間と同じように扱ってくれた人だったんだと思う。だから、お互いを尊敬し合っているのだけど、同時に何でも言い合えるからお互いイラつく存在でもある。ランドは調子がよくて人当たりのいい性格だけど、L3-37はまっすぐで頑固な性格なの。お互い正反対だけど、最高のコンビだわ」と語った。

メガホンをとったロン・ハワード監督は、「女性型ドロイドのL3-37は、とても重要で革新的なキャラクターなんだ。彼女はドロイドだけど、自分なりの考えを持っていて、芯の強い個性的なドロイドだよ。頭が良くて面白くて、誰もがL3-37を好きになると思う。本当に素晴らしいキャラクターなんだ」とコメント。どのようにしてハン・ソロと出会うのか、冒険の旅でどのような活躍をみせるのか注目だ。

「ハン・ソロ　スター・ウォーズ・ストーリー」は6月29日から全国公開。