「007」最新作にダニー・ボイル監督、正式決定
2018年5月28日 16:00

[映画.com ニュース] ダニエル・クレイグ版ジェームズ・ボンドの5作目にして最終作となる「007」シリーズ最新作「ボンド25(仮題)」の監督が、ダニー・ボイルに決まったことが、米エンターテインメント・ウィークリー誌によってわかった。
クレイグの続投問題からめまぐるしく入れ替わる監督候補、果ては宙に浮いた配給権まで、行ったり来たりの連続でファンをやきもきさせてきた今作。前作「007 スペクター」で米ソニー・ピクチャーズの配給権が失効して以来、ソニー、ユニバーサル・ピクチャーズ、ワーナー・ブラザース、20世紀フォックス、アンナプルナの大手5社が世界配給権をめぐり争奪戦を繰り広げてきたが、同シリーズの製作を手がけるイオン・プロダクションズとMGMはこのほど、ユニバーサル・ピクチャーズと契約を締結。北米配給をMGMとアンナプルナ・ピクチャーズが共同で、北米以外の配給をユニバーサルが行うことで合意したと発表した。
プロデューサーのマイケル・G・ウィルソンとバーバラ・ブロッコリは声明で、「才能豊かなダニー・ボイル監督のもと、ダニエル・クレイグを再びボンド役に迎え、記念すべきシリーズ25作目を皆さまにお届けできることに、心から興奮しています」とコメントしている。
当初は、「カジノ・ロワイヤル」から「スペクター」まで4作で脚本を手がけたシリーズベテラン、ニール・パービス&ロバート・ウェイドが脚本を執筆、監督候補としてヤン・ドマジュ(「ベルファスト71」)やドゥニ・ビルヌーブ(「メッセージ」「ブレードランナー2049」)、デビッド・マッケンジー(「最後の追跡」)らの名が報じられていたが、ボイル監督が長編デビュー作「シャロウ・グレイブ」(94)からほぼ全作品でタッグを組んで来た脚本家ジョン・ホッジによる草稿を従え、ウィルソンとブロッコリにプレゼンしたことで事態は急展開を迎えた。イオン側がホッジの脚本を気に入ったことから、ボイル監督にメガホンが託されることになったようだ。
同誌によれば、「ボンド25(仮題)」は今年12月に英パインウッド・スタジオでクランクイン予定。全米公開は2019年11月8日、イギリスでの公開はシリーズの伝統に則り、世界最速となる同年10月25日を予定している。
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