健太郎×甲斐翔真×若林時英「覚悟はいいかそこの女子。」参戦!ドラマ化も決定
2018年5月19日 12:00
[映画.com ニュース] 中川大志の主演で、椎葉ナナ氏の人気漫画を映画化する「覚悟はいいかそこの女子。」の追加キャストが発表され、「デメキン」の健太郎、「仮面ライダーエグゼイド」の仮面ライダーパラドクス(パラド)役で注目を集めた甲斐翔真、「ソロモンの偽証」(2部作)の若林時英が出演することが決定。中川扮する“愛されイケメン”古谷斗和の同級生かつ幼馴染みの3人を演じる。
女性に囲まれてチヤホヤされながら育った斗和は、自分はモテると思っていたが、実は交際経験ゼロで、同級生から「所詮、お前は観賞用男子だ」と指摘される。悔しさのあまり「彼女作ります宣言」をして、学年一番人気の女子・三輪美苑に告白するも、あえなく撃沈。それでもめげずにアプローチを続けるなかで、斗和は美苑の優しさを知り、本気の恋に落ちていく。
「ルームロンダリング」(7月7日公開)、「コーヒーが冷めないうちに」(9月21日公開)、「ういらぶ。」(11月公開)も控える健太郎は、データ至上主義で黒縁メガネが特徴的な奥手男子・新見律(にいみ・りつ)役に挑戦した。「(律は)4人の中で一番物事を客観視できていて、タブレットを取り出してデータを調べたり、自分の意見をしっかりと言えるキャラクター」と分析しつつ「でも、高校生男子のおバカな部分も持っているので、その混在を演じるのはとても楽しかったです」と告白。メガホンをとった井口昇監督とは「仲の良い4人組の空気を大事にしよう」と話し合ったようで「実際に皆とても仲が良く、常に笑っている楽しい現場でした。それがお芝居にも反映できたのが良かったです」と語っている。
明るくお調子者でモテることに貪欲な男子・澤田惟智也(さわだ・いちや)に扮した甲斐は「演じる上では、かっこ良くなく、モテない設定を大事にしながら、様々なチャレンジをしていきました」と振り返り「この作品は『恋愛の青春』と『友情の青春』の2つの青春がしっかり描かれているので、両方に注目して頂ければと思います」とアピール。若林が演じたのは、原作には登場しないオリジナルキャラクター・久瀬龍生(くぜ・りゅうせい)。いじられキャラで仲間たちに愛されているが、マイナス思考で“不吉なこと”を見つけるとつい物事を悪い方向に考えてしまう人物だ。「原作にある空気感を壊さずに存在できるよう演じてみました」「この作品はご覧になった方に、『バカからあふれ出す元気』みたいなものが伝わればいいなと思っております」とコメントを寄せている。
また、映画の公開に先駆けて、テレビドラマ化することもわかった。映画の“エピソード・ゼロ”ともいえるストーリーを描くドラマ版では、全5話の各話ごとにゲストが登場。主人公の斗和を始めとする“ヘタレ男子達”が、学園中で巻き起こる様々な恋に巻き込まれていく。
「覚悟はいいかそこの女子。」は、10月12日から全国公開。全5話のテレビドラマ版は、MBS・TBSのドラマイズム枠で6月スタート。MBSは6月24日から毎週日曜深夜0時50分、TBSは6月26日より毎週火曜深夜1時28分に放送開始。初回のみ、MBSが深夜2時10分、TBSが深夜1時35分に放送が始まる。