ジョージ・ルーカス降臨!「ハン・ソロ」ワールドプレミアでファン6000人熱狂
2018年5月13日 05:00

[映画.com ニュース] 「スター・ウォーズ」シリーズの新作「ハン・ソロ スター・ウォーズ・ストーリー」のワールドプレミアが5月10日(現地時間)、米ハリウッドのグローマンズ・チャイニーズ・シアター、エル・キャピタン、ドルビー・シアターの3劇場で開催された。通例1館ずつでもプレミア試写が開催される劇場だが、3館の同時上映により約6000人もの観客が集結。世界各国から総勢約300人の報道陣も駆けつけ、改めて作品の注目度の高さを示した。
約400メートルに及ぶレッドカーペットが敷かれ、ほぼ実物大のミレニアム・ファルコンが飾られるなど、「スター・ウォーズ」の世界に入り込んだかのような装飾で彩られたプレミア会場には、早くも新キャラクターのコスチュームを身につけたファン約400人の姿も。若き日のハン・ソロを演じたオールデン・エアエンライクは、謎の美女キーラ役のエミリア・クラーク、メガホンをとったロン・ハワード監督やチューバッカらとともに登場すると「最高だね。ワクワクするよ。数年間ずっと取り組んできたこの作品を、こうしてようやくファンのみんなに見てもらえるなんて、素晴らしい気分だよ!」と興奮の面持ちだった。
様々な豪華ゲストが登場するなか、シリーズの生みの親であるジョージ・ルーカス、“伝説のジェダイ”ルーク・スカイウォーカーを演じたマーク・ハミルがレッドカーペットに姿を現すと、会場のボルテージは一気に最高潮に。さらに、ルーカスとエアエンライクが肩を組むと、大きな歓声と拍手が巻き起こった。ルーカスは「スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス」の監督をオファーしたこともある友人のハワード監督と笑顔で談笑。2人の長年にわたる厚い信頼関係が伝わってくるようだった。
セクシーな赤いドレスに身を包んだクラークは、自身の役どころについて「キーラはとてもミステリアスだから、彼女から目を離さないでね。何をしようとしているのか、しっかり見張っておくべきなの。でもキーラはすごく格好いいし、ハン・ソロのことをよく知っている重要なキャラクターよ」と説明。一方、ハワード監督は「帝国の逆襲」「ジェダイの帰還」「フォースの覚醒」の脚本を手がけ、ハン・ソロを知り尽くしたローレンス・カスダンが「死ぬほど書きたがっていたストーリー」と解説した。
続けて「このストーリーは、あのアイコン的で最高なキャラクターについて人々がすでに知っているあらゆることを利用しながら、それでもなお観客を驚かせるという、ファンに胸を張れるストーリーだと彼は確信している」と言葉に力を込めたハワード監督。「予想がつかない展開に加えて、派手なアクションやユーモアもあり、ドラマチックな人間関係もある。私がそうだろうなと思っているところで観客が笑う声を聞くのが今から待ちきれないよ」と観客のリアクションに期待を寄せていた。
「とにかく、観客の皆さんが驚けるサプライズがたくさんあるはずだよ」と語ったハワード監督の思惑通り、SNS上には、作品をいち早く鑑賞したファンによる絶賛のコメントが並んでいる。「オールデンは間違いなくハリソン・フォードの後継者だ」「オールデンはまさに完璧なハン・ソロを演じている」という言葉から、本作がシリーズファンも納得の出来であることがうかがえる。
「ハン・ソロ スター・ウォーズ・ストーリー」は、愛すべき悪党ハン・ソロが、「スター・ウォーズ 新たなる希望」でルークやレイアと出会う前の、知られざる過去を描いたアナザーストーリー。6月29日から全国公開。
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