【全米映画ランキング】「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」がV2 C・セロン主演コメディが6位に
2018年5月8日 14:30

[映画.com ニュース]先週末の全米ボックスオフィスは、前週オープニング興収の新記録で首位デビューを果たした「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」が2週目にもかかわらず1億ドル超の興収を維持し、再び首位に立った。
同作の10日間での累計は約4億5000万ドルを記録、全世界ではすでに10億ドルを軽く突破し11億6400万ドルとなっている。最終興収は現段階では北米で7億ドル、全世界で20億ドルが見込まれているが、果たしてどこまで近づけるか。ちなみに歴代興収1位のジェームズ・キャメロン監督「アバター」(09、10年)は北米で約7億6000万ドル、全世界で約27億8790万ドルを稼いでいる。
約1475万ドルのOP興収で初登場2位となったのは、メキシコのスター、エウヘニオ・デルベスとアンナ・ファリス共演のラブコメディ「Overboard」。リッチで高慢なプレイボーイのメキシコ人・レオナード(デルベス)は、ヨットの清掃にきたケイト(ファリス)を邪険に扱い、賃金を払わず返してしまう。だがその後レオナードは船外(Overboard)に転落し記憶喪失になり入院。それを知ったケイトは復讐するために「レオナードは自分の夫」と嘘をつき、家に住まわせ子供たちの世話などをさせるが……というストーリー。ゴールディ・ホーン&カート・ラッセル共演による「潮風のいたずら」(1987年/ゲイリー・マーシャル監督)を男女を逆にしてリメイクした作品で、レビューはそれほど良くなかったが、デルベス主演作では昨年公開の「How to be a Latin Lover」のOP興収約1230万ドルを上回る過去最高のスタートとなった。共演はエバ・ロンゴリア、ジョン・ハナ。
6位に初登場したのは「ヤング≒アダルト」の脚本家ディアブロ・コーディ、監督ジェイソン・ライトマン、主演シャーリーズ・セロンの3人が再結集したコメディ「Tully」。3人の幼子を抱えて奮闘する母親と若いベビーシッターとの友情が描かれる。共演は「ブレードランナー 2049」のマッケンジー・デイビスに、ロン・リビングストン、マーク・デュプラス。批評家からは高い評価を得ているが、1350サイトで約318万ドルのOP興収はやや期待はずれ。今週末の「母の日」での奮起を期待したい。
その他、ローランド・エメリッヒ監督の盟友で昨年「ジオストーム」で長編監督デビューを果たしたディーン・デブリンのホラー「Bad Samaritan」が10位に滑り込んだ。
今週末は、メリッサ・マッカーシー主演のコメディ「Life of the Party」、ガブリエル・ユニオン主演のスリラー「Breaking In」が公開となる。

PR
©2025 Disney and its related entities
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース



テイラー・スウィフトのアルバムプロモーション映画が首位!「ワン・バトル・アフター・アナザー」は全世界累計興収1億ドルを突破【全米映画ランキング】
2025年10月6日 19:00



映画.com注目特集をチェック

吉永小百合“ベスト主演映画”TOP5を発表!
【出演123本の中から、1位はどの作品?】そして最新作は、生きる力をくれる“集大成的一作”
提供:キノフィルムズ

ワン・バトル・アフター・アナザー
【個人的・下半期で最も観たい映画を実際に観たら…】期待ぶち抜けの異常な面白さでとんでもなかった
提供:ワーナー・ブラザース映画

なんだこのカッコイイ映画は…!?
「マトリックス」「アバター」など数々の傑作は、このシリーズがなければ生まれなかった――
提供:ディズニー

キムズビデオ
【この衝撃作を知ってるか?】“大注目ドキュメンタリー”の魅力を語ってきた!
提供:ラビットハウス、ミュート