星野源&高橋一生&高畑充希が痛快時代劇で共演 無理難題の“引っ越し”に挑む!
2018年4月30日 05:00

[映画.com ニュース] 「超高速!参勤交代」シリーズの脚本を手がけた土橋章宏氏の時代小説「引っ越し大名三千里」(ハルキ文庫刊)が、主演・星野源、共演に高橋一生と高畑充希を迎えて実写映画化されることが決定した。「のぼうの城」「猫は抱くもの」(6月23日公開)の犬童一心監督がメガホンをとり、“引っ越し”を題材とした痛快エンタテインメント時代劇として製作される。
「引っ越し大名三千里」は、生涯に7回もの国替え(引っ越し)を命じられた実在の大名・松平直矩(まつだいら・なおのり)をモデルにした物語。莫大な費用がかかる無理難題の引っ越しをせねばならないお国の一大事を救うため、姫路藩の藩士たちがあらん限りの知恵と工夫で乗り切ろうとするさまを描く。
俳優、音楽家、文筆家と多彩なジャンルで才能を発揮してきた星野は、主人公の書庫番で“引っ越し奉行”の片桐春之介役に挑戦する。オファー当時「時代劇の主演だというのでどんなシリアスな役柄だろうと身構えた」という星野だが、その役どころが「引きこもり侍」だったため「楽しい作品になりそうだと非常にワクワクしました」という。「(春之介は)本を読むのが大好きで、人と接するのが苦手な男です。そんな内気な男が“引っ越し奉行”として無理やり引っ張り出されたことをきっかけに、人と接し、悩み、協力し、己の才能を開花させていきます」と物語の一端を説明すると「脚本を読み、その痛快かつ胸が震えるようなストーリーに驚きました」と個性的なストーリーを絶賛している。

「台本を読まさせていただいて、この役を何故僕にお声掛けくださったのか、嬉しく思うと同時に不思議でなりませんでした」と述懐する高橋は、腕っぷしの強さと豪傑さで幼馴染みの春之介を支える御刀番・鷹村源右衛門役。俳優は「少しずつそのイメージが狭まってくるもの」としながらも「僕は幸運な事に、今までいただいた役それぞれが独立していたと思います」と告白。そして「ただ、今回演じる鷹村源右衛門は、今までとはさらに違った方法論を持ち出さなければならないことを感じていますし、それをこの組で、この共演者の方々と共に作っていけることが楽しみで仕方ありません」と意欲を示している。
前任の“引っ越し奉行”の娘で春之介を指南する於蘭(おらん)役の高畑は「2015年の犬童監督とのメッセージのやりとり履歴を先日発見して、『いつか一緒に。』という言葉を見つけ、やっと実現するんだなぁ、と嬉しくなってます」とニッコリ。一方、犬童監督は「江戸時代、理不尽な人たちや、タイミングが引き起こす苦難を、偽ることなく、真っ直ぐな正直さ、そして笑顔で乗り切ろうとする若者を描きたい。それこそ、今一番必要だと思うから」と言葉に力を込め「星野源さんこその片桐春之介。きっと、最高にグッとくるはずです。キュート極まる高畑さん、ぶっ飛んだ一生さんにも、乞うご期待!!」とコメントを寄せている。
「引っ越し大名(仮題)」は、原作者の土橋氏が脚本を担当。5月~6月にかけて撮影され、2019年に全国公開。
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