ダイアン・キートン「ロンドン、人生はじめます」に学ぶ“人生のヒント”
2018年4月27日 15:00

[映画.com ニュース] 「アニー・ホール」のオスカー女優ダイアン・キートンが、「ハリー・ポッター」シリーズや「パディントン2」で知られるブレンダン・グリーソンと共演したロマンティックコメディ「ロンドン、人生はじめます」(公開中)について語った。
イギリス・ロンドンの高級住宅地ハムステッドを舞台に、ホームレスが一夜にして資産家となった実話をもとに映画化。未亡人エミリー(キートン)はある日、自然に囲まれた小さな家で暮らすドナルド(グリーソン)と知り合う。足りないものを埋めあうようにひかれていく2人だったが、ドナルドがとある事件に巻き込まれたことから、2人の恋は意外な展開にもつれ込んでいく。
「たとえ受け入れられなくとも自分の意見は言うべき」と母に言われて育ったというキートンは、その言葉を体現するような人生を歩んできた。「アニー・ホール」のアニー役で新しい女性像を生み出し、自身もファッションリーダーとして男女問わず多くの人々を魅了し続けている。
一方、キートンが本作で演じたエミリーは、夫に先立たれ、借金を背負いこみ、友人づきあいにも意味を見いだせないという人生の袋小路に入り込んだ状態。キートンは、「エミリーは、迷っているしずっと自分にウソをついてきたの。それでも彼女は良い人で、害のない人。あえて“害がない”と言ったのは、それって最悪だからよ。そんな彼女にチャンスが訪れて、自分が抱えていた問題に立ち向かうことになる。たまたま双眼鏡を手にして目撃した男性を助けるために、行動を起こそうと思う、それが人生を変えるの」とエミリーの“運命の出会い”について語る。
「エミリーは少しずつ、自分自身を再発見して、世の中はもっと広いんだ、自分は誰かを助けることができるんだ、と気づいていく。このストーリーは、読んだときからすごく気に入ったわ。歳を取ると人生を変えるのは難しいのよ。それでも何かをやろうとするときに、たとえ不安に思っても意外と何とかなってしまうの。だから冒険する機会があれば飛び込んでほしい。自分の人生は諦めたくないでしょ? 決まった人生に押しつぶされるのは嫌だもの!」とエミリーにも通じるポジティブなメッセージを送っている。
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