「アベンジャーズ」新作でスパイダーマンに何が起こる?トム・ホランドがヒントを明かす
2018年4月20日 14:00

[映画.com ニュース]映画界最大の“祭り”が始まるといっても、過言ではないだろう。「アベンジャーズ」シリーズの最新作「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」が、いよいよ4月27日に全国公開。このほど、主要キャラクターのスパイダーマンことピーター・パーカー役のトム・ホランドが来日し、ベールに包まれた本作について映画.comに語った。
「シビル・ウォー キャプテン・アメリカ」で決別したアベンジャーズの面々が再び集結し、宇宙の半分の生命を消し去ろうとする史上最強の敵サノス(ジョシュ・ブローリン)と死闘を繰り広げるさまを描く本作。公開直前の今なお厳重な情報統制が敷かれ、予告編などの映像以外には詳細がほとんど明かされていない状況だ。
インタビューに応じたホランドは、「大事な情報は言えないんだ……申し訳ない」とすまなさそうな表情を浮かべるが、それらはすべて観客に新鮮な驚きを与えたいがため。「公開まで何も知らないということは、とてもクールなことだと思うんだ。まるで昔の時代みたいじゃない? 『エイリアン』の予告編で、卵が割れるだけっていうものがあったけど、何も分からなくてもすごくドキドキしたよね。作品自体を鑑賞して“体験”して、初めて知るっていう面白さがあるんだ」と語ったホランドは、「本作は、本当に今まで見たことのない、とてつもなく大きな作品になっているし、見てくれる皆さんは圧倒されると思うよ」と期待をあおる。
とはいえ、公開を心待ちにするファンにとっては、ヒント程度でも作品の内容を知りたいところだ。特に本作では、総勢20人以上のヒーローが登場。当然、ヒーローたちの夢の“連携技”を望む声も多いが、ホランドにその質問をぶつけると「本編を見て楽しんでほしいから、スパイダーマンがどうなるのか、ということはまだ秘密にしておきたいんだけど」と前置きしたうえで、「とても格好よくて、すごく興味深いものが展開するんだ。見たことのないような情景やコラボレーション、チームとして一緒に連携して……ということも展開するよ」と証言。予告編では、アイアンマン(ロバート・ダウニー・Jr.)やドクター・ストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)、スター・ロード(クリス・プラット)との共演シーンも描かれており、戦闘時には連係プレイも期待してよさそうだ。さらに、別のインタビューでは、「今回、スパイダーマンは宇宙に行くんだ」と興味深い発言も行っており、ニューヨークを拠点に活動していたスパイダーマンにとって、初めての体験が詰まっていることは想像に難くない。
ホランドは、「『アベンジャーズ』という映画は集大成であり、スパイダーマンだったり、ソー、アイアンマン、キャプテン・アメリカ、ハルク、ブラックパンサーなど、必ず誰か自分の好きなヒーローが出てくる作品にもなっている。“こんな映画は目にしたことがない”っていうような、すごい映画さ!」とシリーズの魅力を力説。「自分の目指している点として、スパイダーマンは若々しさというところと、とにかく共感できるキャラクターにする、ということを心がけているよ。スパイダーマンというヒーローに皆さんが期待すること、見たいものっていうのは当然あると思うけど、自分としては最も共感できるキャラクターだと思うから、世界中の人に共感してもらえるようなキャラクターを目標にしているんだ」と“ゴール”をしっかりと見据える。
インタビューでは、「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」の“先”の話も飛び出した。本作では、スパイダーマンの新スーツが登場するほか、クモの第六感で危機を察知する“スパイダーセンス”がピーターに備わったと推察されるシーンも見られるが、「『アベンジャーズ インフィニティ・ウォー』はキャラクターの数がとても多いから、各キャラクターに色々と展開を入れたり、説明する時間がなかなか取れないんだ。だから、『スパイダーマン』の続編で、ピーターのもっと進化した部分を楽しんでもらえると思うよ」とさらなるピーターの成長を明言。インタビュー中も笑みを絶やさなかったホランドは、日本語で「ありがとう」と力強く締めくくった。
「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」は、4月27日から全国公開。
フォトギャラリー

PR
©2025 Disney and its related entities
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

ミッキー17
【史上最悪の“ブラック仕事”爆誕】転職したら…死んで生き返る“無限労働”だった!?
提供:ワーナー・ブラザース映画

日本の映画館は高すぎる!?
【そんな人に朗報】衝撃の価格破壊!! 2000円→750円になる“神・裏ワザ”教えます
提供:KDDI

「イノセンス」4Kリマスター版
【いま観ずに、いつ観る?】公開20周年記念、劇場“初”公開!“究極”の「イノセンス」が解放される
提供:TOHO NEXT

石門
就活中に妊娠、卵子提供のバイト、生活に困窮…壮絶、しかし共感する驚愕体験【100%超高評価作】
提供:ラビットハウス

35年目のラブレター
【感動実話に“とんでもない絶賛”の嵐】噂を聞きつけ実際に観てきたら…忖度なし正直レビュー!
提供:東映

クレイジーすぎてヤバい映画
【みつけました】超大作をほぼ1人で製作、撮影に7年、完成に12年…ってどんな映画!?
提供:Henge