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ダイアン・キートン独自の魅力とは?「ロンドン、人生はじめます」ブレンダン・グリーソンが語る

2018年4月13日 08:00

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「パディントン2」など、 多くの作品で存在感を発揮
「パディントン2」など、 多くの作品で存在感を発揮
(C) 2016 RELIANCE ENTERTAINMENT PRODUCTIONS 6 LIMITED. ALL RIGHTS RESERVED.

[映画.com ニュース] 「ハリー・ポッター」シリーズや「パディントン2」で知られるブレンダン・グリーソンが、「アニー・ホール」のオスカー女優ダイアン・キートンと共演したロマンティックコメディ「ロンドン、人生はじめます」について語るインタビュー映像が、公開された。

イギリス・ロンドンの高級住宅地ハムステッドを舞台に、ホームレスが一夜にして資産家となった実話をもとに映画化。未亡人エミリー(キートン)はある日、自然に囲まれた小さな家で暮らすドナルド(グリーソン)と知り合う。ドナルドの悠々自適な生活と人柄にひかれていくエミリーだったが、ドナルドがとある事件に巻き込まれたことから、2人の恋は意外な展開にもつれ込んでいく。

一見ぶっきらぼうだが、実は繊細な心を持つドナルドを演じたグリーソンは、「ダイアンは普段からいい人だ。彼女は撮影以外でも心を砕いてくれるから、一緒にいてすごく楽しい」とキートンとの共演を振り返っている。劇中のドナルドとエミリーの関係性については、「2人は、世間から外れた生き方を選ぶ。ドナルドの世界は何しろ変わってるんだ。普通の社会とは相容れないが、完全には離れていない。人とも接触する。一方、エミリーは地域に根ざしつつ、ここ何年も違和感を覚えている。ご近所からの“教え”は、経済的にも精神的にも重荷だったと気づくんだ」と、社会から隔絶し、適度な距離を保つドナルドと、近所づきあいに疲弊しているエミリーを解説。映画では、ある種真逆の立ち位置にいる2人が互いを認め合っていく姿がドラマ部分でのカギとなるが、グリーソンの言葉は2人のギャップを端的に表している。

M:I-2」「A.I.」「ギャング・オブ・ニューヨーク」「オール・ユー・ニード・イズ・キル」など、これまで多数の作品で存在感を発揮してきたベテランだが、ドナルドの役作りについては、「隠とん生活を送っていたこの風変わりな男を演じる上で重要だったのは、彼の置かれた状況に肩入れしないこと。むしろ、ある種の強情さや思いやりや曖昧さを描くことに注力した」と独自のアプローチを語っている。

ロンドン、人生はじめます」は、4月21日から全国順次公開。

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