吉永小百合、元「モー娘。」吉澤ひとみらとQ&A あふれる若さに「とても楽しいひと時」
2018年4月5日 13:30

[映画.com ニュース] 吉永小百合の映画出演120作目となった主演作「北の桜守」(公開中)のティーチインイベントが4月4日、東京・品川のT・ジョイPRINCE品川で行われ、吉永をはじめ元「モーニング娘。」の吉澤ひとみ、「カントリー・ガールズ」の山木梨沙、「つばきファクトリー」の小片リサ、「Bitter & Sweet」の田崎あさひ&長谷川萌美が出席。吉澤ら“若者代表”が、吉永に質問を投げかけていった。
「北の零年」「北のカナリアたち」に続く、「北の三部作」最終章にあたるヒューマンドラマ。「おくりびと」の滝田洋二郎監督が、戦中から戦後にかけて極寒の北海道で生きた母・てつ(吉永)と息子・修二郎(堺雅人)による約30年の軌跡を描き、4月3日時点で興行収入10億円を突破した。
現在は一児の母として、子育てに奮闘中の吉澤。「吉永さんと同じステージに立てるとは、これっぽっちも思っていなかったです。“若い世代の母親代表”として……。息子と主人に感謝したいです」と興奮の面持ちで、感動した劇中シーンを「子におにぎりをいつまでも作ってあげたいという母の気持ち、そしておにぎりの味を息子がずっと覚えていたこと、そのシーンがグッときました」と語った。続けて「お母さんの思い出は?」と問うと、吉永は「母はおにぎりより、パンが大好きな人でした。サンドイッチを上手に作るんです。私たちが子どものころは、英国風の洒落たサンドイッチなんて、なかなかなかったんです。中に入っているのはきゅうりだけなんですけど、それでもおいしく食べたのを覚えています。母のあだ名は“パン子”でした」と告白し、場内を驚かせていた。
客席にもマイクがわたり、ある女性客は「5年以上、吉永さんにお伝えしたかった熱い思いがあります」と切り出す。「2005年に公開された『北の零年』のロケ地・静内が地元なんです。出身の利尻島と、就職後の2011年に住んだ稚内市では『北のカナリアたち』のロケが行われていました。2年前に結婚したんですが、『北のカナリアたち』で使われた、森山未來さんが連れてこられる船は、なんと主人が仕事で乗っていた船なんです! すべてに繋がりがあると、勝手に思っています」と熱弁すると、驚いた顔を見せた吉永は「もしかしたら、私があなたの追っかけかもしれません」とユーモアたっぷりに応じた。
さらに「新しい挑戦をしていくうえで、心構えは」という質問には、「新人のつもりで取り組むことを心がけています。慣れてしまうと、自分の引き出しにあるものを出すだけになってしまいます。新しいことへのドキドキ、ワクワクを、自分のなかで大事にしたいんです」と明かす。Q&Aを心ゆくまで楽しんだ吉永は、「若いピチピチとしたお嬢様とお母様とご一緒し、とっても楽しいひと時を過ごすことができました」と笑顔で締めくくっていた。
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