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「DOPE ドープ!!」監督、グラフィックノベル「ブラック・ホール」を映画化

2018年3月26日 14:00

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リック・ファムイーワ
リック・ファムイーワ
Photo by Joe Scarnici/Getty Images for Humanitas Prize

[映画.com ニュース] 2015年の青春コメディ「DOPE ドープ!!」で注目を集めたリック・ファムイーワ監督が、チャールズ・バーンズ著のグラフィックノベル「ブラック・ホール」を映画化する新作で、監督・脚本を務めることがわかった。米ハリウッド・レポーターによれば、プランBとニューリージェンシーがプロデュースする。

本作は2005年頃から映画化が企画され、ホラー映画を得意とするアレクサンドル・アジャ(「ホーンズ 容疑者と告白の角」)をはじめ、ニール・ゲイマン(「パーティで女の子に話しかけるには」)、ロジャー・エイバリー(「パルプ・フィクション」)が脚色を手がけてきた。一時はパラマウント・ピクチャーズ製作のもと、監督にデビッド・フィンチャーの名が挙がっていた。

アメリカの権威ある漫画賞、ハーベイ賞、イグナッツ賞、アイズナー賞を受賞した原作「ブラック・ホール」は、1970年代の米シアトル郊外で、10代の若者たちの間にだけ謎の伝染病が蔓延する物語。性的接触で感染するその病は、人間を異形の生物へと変えてしまうもので、若者たちは不安と恐怖に怯えながら、解決の道を模索する。

プランBとニューリージェンシーはこれまで、オスカー作品賞受賞作「それでも夜は明ける」や、「マネー・ショート 華麗なる大逆転」を製作してきた。また、今回の新作のほかに、作家タナハシ・コーツが脚本を手がけ、アメリカ最大のカンニング事件を映画化する、ライアン・クーグラー監督&マイケル・B・ジョーダン主演「Wrong Answer(原題)」が控えている。

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