阿部寛が江戸の荒波でサーフィン!「のみとり侍」“笑撃”のビジュアル披露
2018年3月23日 05:00

[映画.com ニュース] 名匠・鶴橋康夫監督の最新作で阿部寛が主演を務める時代劇映画「のみとり侍」の“笑撃的”なチラシビジュアルが、お披露目された。あわせて追加キャストが発表され、落語家の笑福亭鶴光が平賀源内、ジミー大西が呉服問屋・望月屋秀持、オール阪神が香具師の元締・根津屋文吾として出演していることがわかった。
歴史小説の第一人者・小松重男の傑作短編集「蚤とり侍」を基に、「後妻業の女」などの鶴橋監督が脚本を執筆し映画化。越後長岡のエリート藩士・寛之進(阿部)は藩主の機嫌を損ねてしまい、江戸の裏稼業・猫の“のみとり”を命じられる。のみとりとは、客の飼い猫の蚤(のみ)を取り除き日銭を稼ぐ仕事だが、その実態は「床で女性に愛をお届けする」という裏稼業。ほどなくして寛之進は、亡き妻に瓜二つの女・おみね(寺島しのぶ)と運命的な出会いを果たし、初の“のみとり相手”を得る。

既出のティザービジュアルでは、日本を代表する浮世絵師・東洲斎写楽による「三代目大谷鬼次の奴江戸兵衛」に着想を得て、コミカルに目を寄らせる寛之進をとらえたデザインが話題に。今回お披露目されたチラシビジュアルでは、その再現度の高さを表すべく、実際の「三代目大谷鬼次の奴江戸兵衛」も掲載された。また阿部だけでなく、寺島、豊川悦司、斎藤工、風間杜夫、大竹しのぶ、前田敦子、松重豊、桂文枝といった主要キャストも浮世絵風に加工されており、強烈なインパクトを放っている。
特にユニークなのは、チラシの中面で確認できる「波乗り寛之進」のビジュアルだ。江戸時代後期の浮世絵師・葛飾北斎が手がけた名所浮世絵揃物「富嶽三十六景」の1図である「神奈川沖浪裏」をオマージュしており、ダイナミックな荒波の上で、寛之進が猫と一緒にサーフィンに興じている姿を活写。時代の荒波に翻ろうされながらも、侍としての生き方を貫き、江戸のビッグウェーブを乗り越えていく寛之進を表現しており、おかしくも意味深い仕上がりになっている。
「のみとり侍」は、5月18日から全国で公開。
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