名デザイナーのジバンシィさんが91歳で死去 A・ヘプバーンの衣装を手がける
2018年3月13日 15:00

[映画.com ニュース] フランスの高級ファッションブランド「ジバンシィ」の創業者ユベール・ド・ジバンシィさんが3月10日(現地時間)、フランスで死去した。享年91歳だった。
1952年にパリで自身のオートクチュールメゾンを立ち上げたジバンシィさんは、映画界でも活躍。オードリー・ヘプバーンさんが「ティファニーで朝食を」の冒頭で着用していた黒いドレスはあまりにも有名だ。その他、「麗しのサブリナ」(54)、「シャレード」(63)、「パリで一緒に」(64)、「おしゃれ泥棒」(66)などでも“銀幕の妖精”の衣装を手がけ、「パリの恋人」(57)ではアカデミー賞衣装賞にノミネートされた。
そのエレガントなデザインは、公私にわたり友情を築いたミューズのヘプバーンさん以外にも、モナコ公妃となったグレース・ケリーさんやファーストレディだったジャクリーン・ケネディさんら、多くの女性たちを魅了した。同ブランドは、ジバンシィさんが95年に現役を退いたあとも根強い人気を誇り、3月4日に開催された第90回アカデミー賞では女優のガル・ギャドットが着用していた。
米Deadlineによれば、ジバンシィさんは眠っている間に息を引き取ったと、パートナーでデザイナーのフィリップ・ブネさんがAFP通信に語ったという。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった1秒のシーンが爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

186億円の自腹で製作した狂気の一作
【100年後まで語り継がれるはず】この映画体験、生涯に一度あるかないか…
提供:ハーク、松竹

なんだこの映画は!?
【異常な超高評価】観たくて観たくて仕方なかった“悪魔的超ヒット作”ついに日本上陸!
提供:ワーナー・ブラザース映画

すさまじい映画だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

“生涯ベスト級”の絶賛、多数!
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

究極・至高の“昭和の角川映画”傑作選!
「野獣死すべし」「探偵物語」「人間の証明」…傑作を一挙大放出!(提供:BS10 スターチャンネル)