【第90回アカデミー賞】助演女優賞は「アイ,トーニャ」アリソン・ジャネイ!
2018年3月5日 11:29

[映画.com ニュース]第90回アカデミー賞の授賞式が3月4日(現地時間)、米ハリウッドのドルビー・シアターで行われ、「アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル」のアリソン・ジャネイが助演女優賞を戴冠した。初ノミネートでの受賞となる。
映画は、アメリカのフィギュアスケート選手として2度の冬季オリンピックに出場したトーニャ・ハーディングのスキャンダラスな半生を、マーゴット・ロビー主演で描いたドラマ。貧しい家庭で厳しく育てられたトーニャは、努力と才能で全米トップ選手へと上り詰めていくが、元夫ジェフ・ギルーリーがライバル選手を負傷させた「ナンシー・ケリガン襲撃事件」を引き起こしたことで、人生が転落し始める。ジャネイは、トーニャに暴力を振るう母親ラヴォナ役を演じ、第75回ゴールデングローブ賞、第24回全米俳優組合賞で助演女優賞を獲得している。
授賞式でジャネイは「これ(オスカー像)は私ひとりの力でを勝ち取ったの。本当よ(笑)」と役柄さながらのジョークを飛ばした後、「アカデミーに感謝します。ほかのノミニーの皆さん、あなたたちは素晴らしいわ。見事な演技をしてくれました。そしてスティーブン・ロジャース、見事な脚本を手がけてくれました。このようなことに関われるとは思っていませんでした。“友人”というものに対して、新たな定義ができました。制作のトム・アッカーリーとブライアン・アンケレス、家族と友人たち、スタッフとキャストたち、知っていると思うけれど、愛しています」と真摯に感謝の言葉を述べた。
米ケニオン大学在学中、俳優のポール・ニューマンとその妻で女優のジョアン・ウッドワードに見出されたジャネイ。大学卒業後にニューヨークのネイバーフッド・プレイハウスと、英ロンドンの王立演劇学校で演技を学ぶ。1980年代中頃から舞台に立ち、96年にブロードウェイデビュー。政治ドラマ「ザ・ホワイトハウス」(1999~2006)で広く知られるようになり、エミー賞を4度受賞した。
「アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル」は、5月4日から全国で公開。
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