ゲイリー・オールドマン、今後もチャーチル尽くし!? 短編小説の舞台化&映画の続編企画も
2018年3月5日 08:00
[映画.com ニュース] 「ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男」でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされているゲイリー・オールドマンが、今後もチャーチル関連作品に関わることになりそうだ。
オールドマンは、米ロサンゼルスのロヨラ・メリーマウント大学映画・テレビ学科で行われる、ハリウッド・レポーター紙主催の公開インタビュー「ハリウッド・マスターズ」にゲストとして登壇。現在、チャーチル元首相が執筆した短編小説「ザ・ドリーム(原題)」の舞台化の構想を温めていることを明らかにした。同作は、チャーチル元首相が1947年に発表した短編小説で、父親ルドルフが幽霊としてチャーチルのもとに現れるというストーリー。「2人劇でコストもかからない。実現に向けて動いてみようと思っている」と、オールドマン。自ら役者として出演する予定で、実現すれば舞台に立つのは20数年ぶりのことになるという。
さらに、「ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男」の続編映画の企画もあるという。1940年の第二次世界大戦初期を舞台にしているが、今度は戦後の処理について米英ソの首脳が話し合った45年のヤルタ会談が舞台になるという。ただし、続編の実現にはしばらく時間がかかりそうだ。チャーチル首相を演じるには毎日4時間を費やした特殊メイクを施さなくてならないため、オールドマンは「もうしばらくは休暇が欲しいね」とコメントしている。
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