葵わかな、中村ゆりかとの再会に「今も変わらず可愛い」
2018年3月3日 13:00
[映画.com ニュース] 150万PV超を記録したWEB漫画を実写映画化した「ラーメン食いてぇ!」が3月3日、全国5館で封切り。東京・新宿武蔵野館で行われた初日舞台挨拶に、主演の中村ゆりか、共演の葵わかな、石橋蓮司、メガホンをとった熊谷祐紀監督、音楽監督のオ・ジュソンが出席した。
2015年2月にWEBコミック「モアイ」で連載され、SNSを中心に話題をさらった同名漫画を、NHK連続テレビ小説「まれ」の中村が主演、同「わろてんか」の葵が共演して実写化。心ない噂がもとで自殺を考える女子高生・茉莉絵(中村)を中心に、ラーメンを通じて生きる力を取り戻す人々の姿を描いた。劇中のラーメンに食欲を刺激された観客から「お腹すいたー」と感想が投げかけられると、葵は「そうですか(笑)。私もお腹がすきました!」とニッコリ。熊谷監督も「皆さんもこの後ラーメンを食べて帰ってください」と切り返していた。
役作りのため、中村とともに初めての“ラーメン修行”に臨んだ葵は「私はラーメンづくりの平ざる担当。ひたすら平ざるを使いこなす練習をしていました」と述懐。「簡単そうに見えるんですけど、平ざるが本当に重たくて。ざるの重さに加えて、そこに麺がプラスされて、練習すればするほど、腱鞘炎になってしまいました。今までにないくらい、手首を使った期間だったと思います。でもだんだんと時間が経つにつれて、さまになる瞬間があったりして。私自身ラーメンが好きなので、とても楽しかったです」と語っていた。
撮影以来の再会を果たした中村について「印象はあんまり変わってないですね」と話した葵。中村から「それは良い意味で?」と思わぬツッコみが入ると「その時から今も変わらず可愛いですよ」とほほ笑みかけていた。一方、伝説のラーメン屋の店主を演じた石橋は、「ラーメンづくりは全部達人の技。麺打ち、チャーシューの切り方、湯切り、ものすごく難しい。監督を『俺の顔を映してから、絶対に手元を撮るなよ』と脅かしてました(笑)」と振り返っていた。
また、3月4日に21歳の誕生日を迎える中村を祝福するため、主題歌を担当した「7 O'Clock」が登壇し、「特製ラーメン型ケーキ」をサプライズでプレゼント。ケーキを美味しそうに頬張って「ラーメン食いてぇ!」と決めゼリフを放った中村は「これ、言っていいのかわからないんですけど…」と口火を切り、衝撃の事実を告げた。「マネージャーさんからのメールで『舞台挨拶のなかでサプライズがある』と言われていて。これって私知ってちゃダメですよね(笑)。おっちょこちょいなマネージャーさんだなって思いました」と暴露し、場内の笑いを誘っていた。