罵られても進み続ける!ラップ歌手を夢見る女性の奮闘描く「パティ・ケイク$」特別予告
2018年2月25日 10:00
[映画.com ニュース] ラップ歌手になることを夢見て奮闘する若い女性を描いた青春音楽ドラマ「パティ・ケイク$」の特別予告編を、映画.comが独占入手した。大勢から浴びせられる心ない言葉にめげず、才能を開花させていく主人公パティの姿を収めている。あわせて、努力を重ねるパティと応援する家族、友人たちを収めた場面写真が一挙公開された。
飲んだくれの母と車椅子の祖母と3人で米ニュージャージーに暮らす23歳のパティは、ラップで成功して地元から抜け出すことを夢見ていたが、現実には職も金もないつらい日々を送っていた。しかし、フリースタイルラップバトルで対戦相手を破ったことで、諦めかけていた夢に挑戦するべく立ち上がる。そんなパティに、正式なオーディションに出場するチャンスが舞い込んでくる。今作で長編デビューした新鋭ジェレミー・ジャスパーが、監督・脚本・劇中音楽を手がけた。
オーストラリア出身の女優ダニエル・マクドナルドがパティに扮し、今作のためにラップとニュージャージーなまりを猛特訓。母親役を「エイミー、エイミー、エイミー!こじらせシングルライフの抜け出し方」のブリジット・エバレット、祖母役を「レイジング・ブル」のキャシー・モリアーティが演じている。
特別予告編は、請求書の支払い期限が過ぎていることを知らせる電話を、げんなりしながら切るパティの様子からスタート。母親からラップを「くだらない」と吐き捨てられ、周囲から「芸術家気取り」「消えろ」と罵られても、自分を信じて進み続けるパティの姿に勇気をもらえる仕上がりとなっている。