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ハネケ監督に密着!「ハッピーエンド」熱血指導映像公開

2018年2月22日 08:00

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エキストラに対しても厳しく要求
エキストラに対しても厳しく要求
(C)2017 LES FILMS DU LOSANGE - X FILME CREATIVE POOL Entertainment GmbH – WEGA FILM – ARTE FRANCE CINEMA - FRANCE 3 CINEMA - WESTDEUTSCHER RUNDFUNK - BAYERISCHER RUNDFUNK – ARTE - ORF Tous droits réservés

[映画.com ニュース]「愛、アムール」のミヒャエル・ハネケ監督が、ある秘密を抱えた祖母と孫を描く「ハッピーエンド」のメイキング映像が、公開された。カラオケシーンの舞台裏を切り取っている。

物語の舞台は、難民が多く暮らすフランス北部の町、カレー。祖父ジョルジュ(ジャン=ルイ・トランティニャン)を筆頭に、豪華な邸宅に3世代で暮らすロラン一家の元に、孫娘エヴ(ファンティーヌ・アルドゥアン)が呼び寄せられたことから、家族が崩壊していくさまを描く。「エル ELLE」のイザベル・ユペール、「アメリ」「ミュンヘン」のマチュー・カソビッツ、「キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー」のトビー・ジョーンズら豪華キャストが顔をそろえた。

公開されたシーンでは、ジョルジュの後継者であるアンヌ(ユペール)の息子ピエール(フランツ・ロゴフスキ)が、母から受けるストレスを発散するためにカラオケに熱中する姿が描かれる。映像では、ハネケ監督が「支えなければ倒れるくらいに感じるんだ。周囲の変化をとらえてくれ。動きが滑らかにはならないはずだ」と身振り手振りを交えてロゴフスキに熱血指導する姿が収められており、巨匠の演出法を垣間見ることができる。

エキストラに対しても細かな動きにまでこだわり、「ピエールは酔っているか発作が起きたかだ。大げさではダメだが、反応しなくては。それなのに、全員子羊みたいにただ眺めて拍手しているだけ。自由に演技してほしい。お願いだから、シーンを作り上げてほしい。彼(ロゴフスキ)がいい演技をしても、シーンが台無しになってしまう」と必死に訴える姿が切り取られている。

つきっきりで演技指導を受けたロゴフスキは、ハネケ監督について「彼は暴君だと言えるかもしれない。とても厳しい完璧主義者だ。でもそれは映画のためであり、登場人物のためでもある」と畏敬の念を表している。

ハッピーエンド」は、3月3日から全国公開。

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