“逆輸入俳優”大谷亮平、映画「焼肉ドラゴン」に出演!撮影では韓国語通訳もこなす
2018年2月19日 05:00

[映画.com ニュース] “逆輸入俳優”として人気を博す大谷亮平が、伝説の舞台を映画化する「焼肉ドラゴン」に出演していることがわかった。長年韓国で活動していた大谷は、日韓キャストが集った撮影を「私が通訳のような役割をさせていただいたりする場面も多々ありました」と振り返っている。
第43回紀伊國屋演劇賞で個人賞、第16回読売演劇大賞で大賞・最優秀作品賞を含む4冠に輝くなど、演劇賞を総なめにした同名舞台が原作。舞台版の演出を手がけた鄭義信が監督として初めてメガホンをとり、キャストには真木よう子、井上真央、桜庭ななみ、大泉洋、ハン・ドンギュ、イム・ヒチョル、宇野祥平、大江晋平らが顔をそろえている。
物語の舞台は、高度経済成長期の真っただ中、万国博覧会が開催された1970年代。関西の地方都市の一角にある小さな焼肉店「焼肉ドラゴン」で、故郷を奪われた家族6人が時代の波に翻ろうされながらも泣いて笑って、力強く生きる姿をユーモアに満ちた描写、印象的なセリフとともに紡いでいく。
そして2003年から韓国で活躍し、16年からはドラマ「ラヴソング」「逃げるは恥だが役に立つ」など日本でもブレイクを果たした大谷が、焼肉ドラゴン一家の三女・美花(桜庭)と秘めた恋に落ちる男・長谷川豊に扮する。豊には妻・美根子(根岸季衣)がいることから、美花と美根子が嫉妬心むき出しの激しいバトルを巻き起こす、という設定。場面写真も披露され、髪をポマードで七三に分けた大谷が、蝶ネクタイ姿でマイクを握る様子をとらえている。
大谷は「日本で活動を開始してから初めて、韓国、在日の方々が題材となっている作品に携われたこと、そして70年代当時、在日の方々が異国の地で国の誇りを捨てずに必死に生き抜こうとする姿を描いた作品に携われたことは、自分にとって非常に貴重な経験となりました」と喜びのコメント。「今回、日韓キャストが力を合わせ素敵な作品になるよう意気込んで撮影をスタートさせたわけですが、撮影当初は日韓キャストの間に言葉の壁があり、私が通訳のような役割をさせていただいたりする場面も多々ありましたが、撮影が進むにつれて、それぞれがお互いの国のことを話したりと言葉の壁が解かれていき、自然とお互いの共通語ができたかのように会話が成立していく空気感がすごく印象的でした」とも明かしている。
映画「焼肉ドラゴン」は、今夏に公開予定。
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