ピーターラビット、パディントン、ニャンコ先生!最強“モフモフ映画”に癒される
2018年2月12日 10:00
[映画.com ニュース]関東地方が4年ぶりの大雪に見舞われるなど、厳しい寒さが続いていますが、そんな季節の必需品はコタツ、鍋料理……いいえ、心癒される“モフモフ映画”です! フワフワの毛並み、まんまるで愛らしい姿の動物たちが出てくるモフモフ映画を見れば、温かで幸せな気持ちになれるはず。1年を通してモフモフを堪能できる「“癒しの3ステップ”映画鑑賞」を紹介します。
最初に紹介するのは、現在公開中の「パディントン2」。モフモフポイントは、主人公パディントンのアルバイトシーン&獄中生活です。大好きなルーシーおばさんに、高価な絵本をプレゼントするため、窓拭きバイトをはじめたパディントンは、自分の体をスポンジ代わりにするというスゴ技を披露。モフモフの毛並みを有効活用するお茶目な姿が、観客の心をわしづかみにすること請け合いです。
礼儀正しくがんばり屋のパディントンですが、今作では絵本泥棒と間違われ投獄されるという災難に見舞われます。キュートな囚人服姿はもちろん、囚人たちの食事作りを任されたパディントンが、小さな体で鍋をかき混ぜる愛らしい姿は必見です。
春もモフモフしたい人には、5月公開の「ピーターラビット」がおすすめです。本作の最大のポイントは“モフモフ度”の高さ。次々登場するうさぎ、うさぎ、うさぎ、うさぎ! たくさんのうさぎが表情豊かに動きまわり、じゃれ合い、スクリーンのなかを跳ねまわります。さらに陽気な音楽に合わせて、長い耳を揺らし、短い尻尾を振り、野菜をほお張る! モフモフキャラクターのチャームポイントが際立つシーンのオンパレードです。
映画は、イギリスの湖水地方で暮らすうさぎ・ピーターと、都会からやってきた神経質な男性マグレガーが、心優しい女性ビアをめぐってライバル関係になる物語。うさぎたちがイタズラ攻撃を開始すると、マグレガーも応戦。ピーターは怒った顔すら愛嬌たっぷりで、目を細め、鼻をヒクヒクさせながら、マグレガーをにらむ姿を見ていると、イタズラシーンすら癒されるはず。
「まだまだモフモフが足りない」という上級者には、“モフモフ界のダークホース”がおすすめ。アニメ「夏目友人帳」の看板キャラクター、ニャンコ先生を推薦します。同作は妖怪を見ることができる高校生・夏目貴志が、自称用心棒のニャンコ先生とともに、妖怪たちに名前を返していくというストーリーで、テレビアニメは第6期まで制作。アニメシリーズ10周年にあたる18年に、初の劇場版が公開されることが決まっています。
太った体に短い足、鋭い目つき。見た目は“ただのデブ猫”のニャンコ先生ですが、その正体は上級妖怪・斑(まだら)。普段は真の姿を隠し、猫として人間との暮らしを満喫しています。食べ物と酒に目がなく、夏目にまんじゅうをねだり、部屋では一升瓶を抱えてゴロゴロ。エビフライ用のエビを勝手に食べたり、深夜に酔っ払って帰宅しては夏目に怒られています。周囲の人々は迷惑していますが、まるまる太った猫が、食べて飲んでダラける姿はやっぱりかわいい! モフモフキュートであればなんでも許される、「かわいいは正義」ならぬ「モフモフは正義」を体現しているキャラクターです。
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