マーク・ウェブ監督の10年越しの念願企画「さよなら、僕のマンハッタン」予告公開
2018年2月9日 10:00

[映画.com ニュース] 「(500)日のサマー」「gifted ギフテッド」のマーク・ウェブ監督が、ニューヨークを舞台に青年の成長を描く「さよなら、僕のマンハッタン」の予告編とポスターが、公開された。
ウェブ監督が、2009年に「(500)日のサマー」で長編デビューする以前に脚本にほれ込み、約10年の年月を経て映画化を実現させたという意欲作。大学卒業を機に親元を離れた青年トーマスが、風変わりな隣人と父の愛人という2人の人物と出会ったことから、人生に変化が訪れるさまを描く。
「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」(11月公開)で主人公ニュート(エディ・レッドメイン)の兄役に抜てきされた注目株カラム・ターナーがトーマス役を務め、父親役を「007」シリーズのピアース・ブロスナン、母親役を「セックス・アンド・ザ・シティ」シリーズのシンシア・ニクソン、隣人の小説家役を「キングスマン ゴールデン・サークル」「ビッグ・リボウスキ」のジェフ・ブリッジス、父親の愛人役を「アンダーワールド」シリーズのケイト・ベッキンセールがそれぞれ演じる。
予告編では、父の浮気現場を目撃して苦悩するトーマスが、隣人のW・F・ジェラルド(ブリッジス)による「心の声に従え」というアドバイスを受け、父の愛人ジョハンナ(ベッキンセール)に近づいていくさまが描かれる。自身の変化に戸惑う姿や、「答えは出てるはずよ」「窓を見つけて、飛び出せ」という周囲の人間の味わい深い言葉が、人気フォークデュオ「サイモン&ガーファンクル」の名曲「ニューヨークの少年」にのせて温かくもほろ苦くつづられ、青春ドラマの名手であるウェブ監督の手腕を堪能できる。ブルックリン美術館やナイトクラブ「The BOX」、マイケル・ジャクソンも愛した古書店など、本作のもう1つの主役ともいえるニューヨークの人気スポットも多数登場する。
ポスターでは、ニューヨークの町を背に、前に向かって歩くトーマスの姿が切り取られており、どこか希望に満ちたデザインとなっている。
「さよなら、僕のマンハッタン」は、4月14日から全国公開。
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