中山美穂&キム・ジェウク「蝶の眠り」ポスター完成 石橋杏奈、永瀬正敏ら出演決定
2018年2月7日 10:00
[映画.com ニュース] 中山美穂が5年ぶりに映画主演を務め、韓国ドラマ「コーヒープリンス1号店」のキム・ジェウクと共演したラブストーリー「蝶の眠り」のポスタービジュアルが完成した。合わせて、追加キャストも発表され、石橋杏奈、勝村政信、菅田俊、眞島秀和、澁谷麻美の出演が決定。さらに、中山と30年来の親交がある俳優・永瀬正敏が、キーパーソン役で友情出演することが明らかになった。
「子猫をお願い」のチョン・ジェウンが監督・脚本を手がけた本作は、フランスの女流作家マルグリット・デュラスと38歳年下の愛人との関係を描いた映画「デュラス 愛の最終章」から着想を得たオリジナル作品。アルツハイマーに侵された女性作家・松村涼子(中山)と韓国人留学生チャネ(ジェウク)の年の差を超えた純愛を描く。
アルツハイマーによる“魂の死”が迫っていることを悟り、大学で講師をはじめ涼子は、近所の居酒屋で韓国人留学生チャネと出会う。ひょんなことから、チャネは涼子の執筆活動を手伝うことになり、2人は惹かれ合っていくが、アルツハイマーは容赦なく進行していく。愛と不安、そして苛立ちのなか、涼子はチャネとの関係を清算することを決意する。
ポスタービジュアルは、憂いを帯びた表情の涼子、切なげな眼差(まなざ)しを放つチャネが配されている。その横には、「あなたが大切な人に残したい“記憶”は何ですか?」という言葉が刻まれ、魂の死を悟りながらも恋人のことを思い続ける涼子の心情が表現されている。