吉永小百合&樹木希林&山田洋次監督「キタデミー賞」で北海道命名150周年を祝福
2018年2月6日 18:00

[映画.com ニュース] 北海道命名150周年を記念した祭典「北海道150年キックオフ特別イベント・キタデミー賞」が2月5日、北海道・札幌のニトリ文化ホールで開催され、吉永小百合、樹木希林、山田洋次監督、演歌歌手の北島三郎ら豪華スターが出席した。
今年は北海道という名称が制定されて150年目。その節目を祝福する同祭典は、映像と音楽という切り口で150年を彩った「人」「もの」を、アカデミー賞の要素を取り入れながら表彰した。最優秀作品賞は「北海道」そのものに贈られ、監督賞には「妻よ薔薇のように 家族はつらいよIII」(5月25日公開)の山田監督をはじめ、プロ野球「北海道日本ハムファイターズ」の栗山英樹監督、人気バラエティ番組「水曜どうでしょう」でブレイクし「銀色の雨」やドラマ「不便な便利屋」ではメガホンをとった鈴井貴之、旭山動物園園長・坂東元氏が選ばれている。
主演男優賞は、故高倉健さん、北海道という名前を考案した松浦武四郎氏、同地出身の横綱・大鵬、スキージャンプの葛西紀明選手、「探偵はBARにいる」シリーズなどの話題作が相次ぐ大泉洋に加え、ヒグマも選出。そして助演男優賞の受賞者は、鮭、馬、キタキツネ、テレビCMでおなじみの“お父さん犬”カイくん、「北海道日本ハムファイターズ」のマスコット・キャラクターとして知られるブリスキー・ザ・ベアーといった風変わりな面々となった。
スキージャンプの高梨沙羅選手、リオパラリンピック日本代表の辻沙絵選手、「アイヌ神謡集」を編み上げたアイヌ人女性の故知里幸恵さんとともに、主演女優賞を獲得した吉永は「初めて北海道に来たのは15歳のときでした。『疾風小僧』というアクションドラマで、まだ旭川には空港がなくて千歳でプロペラ機を降りて長い長い道のりを車で参りまして、大雪山の麓でロケをしました。15歳ですからホームシックになって泣いたことを今でも覚えています」と振り返った。その後、同所で度々スキーや乗馬を楽しみ、今ではすっかり“北海道オタク”になった吉永。120作目となる映画出演作「北の桜守」(3月10日公開)の撮影でも訪れていたことから「近頃はたくさんの映画を北海道の方々の力をお借りして作ることが出来ております。北海道に心から感謝しております」と謝意を示した。
歌曲賞は、北島の「函館の女」、ロックバンド「サカナクション」の「ネイティブダンサー」、シンガーソングライターのさだまさしによるドラマ主題歌「北の国から~遥かなる大地より~」、音楽ユニット「水曜日のカンパネラ」の「シャクシャイン」。「私はこの北の大地で生まれ、函館の高校を卒業と同時に、 歌手を夢見て青函連絡船に揺られて上京しました。 歌手になってから、夏には必ず、大切な北の大地に帰ってきます」と語った北島は「春、夏、秋、冬、いつきても1年中、素晴らしい北海道は私の自慢の一つです」とアピールした。やがて、吉永と樹木、札幌旭丘高等学校合唱部が「いつでも夢を」の合唱を披露し、祭典は華々しく幕を閉じた。
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