アニー賞、ピクサー「リメンバー・ミー」が最多11部門受賞 日本作品は無冠
2018年2月4日 22:00
[映画.com ニュース] 第45回アニー賞授賞式が2月3日(現地時間)、米ロサンゼルス名門大学UCLAのロイス・ホールで開催された。
アニメ界のアカデミー賞といわれるアニー賞。最多13ノミネートを獲得したディズニー/ピクサーの「リメンバー・ミー」(リー・アンクリッチ監督)が、最高賞にあたる長編アニメ部門を含む11部門に輝き、圧勝を収めた。
日本作品では、片渕須直監督の「この世界の片隅に」と、神山健治監督の「ひるね姫 知らないワタシの物語」が長編インディペンデントアニメ部門にノミネートされていたが、アンジェリーナ・ジョリーが製作を務めた「The Breadwinner(原題)」が受賞。長編アニメ・プロダクションデザイン賞と長編アニメ脚本賞の候補に挙がった「メアリと魔女の花」、スペシャルプロダクション賞にノミネートされた堤大介総監督の「ピッグ 丘の上のダム・キーパー」も受賞を逃した。
「リメンバー・ミー」は、メキシコの祝日“死者の日”を題材に、死者の国に迷い込んでしまったギター少年ミゲルの大冒険を通じ、家族の秘密と絆を描いたファンタジー。3月16日全国公開。
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