広瀬すず、コギャルビジュアル初披露!「SUNNY」に池田エライザ、山本舞香ら
2018年1月31日 04:00
[映画.com ニュース] 大根仁監督の最新作で篠原涼子、広瀬すず、板谷由夏、小池栄子、ともさかりえ、渡辺直美という豪華女優陣が結集する「SUNNY 強い気持ち・強い愛」に、池田エライザ、山本舞香、野田美桜、田辺桃子、富田望生という旬の若手女優が顔をそろえていることがわかった。
韓国で2011年に観客動員740万人を記録した「サニー 永遠の仲間たち」(カン・ヒョンチョル監督)が、舞台を1990年代の日本に移して映画化。1990年代の珠玉のJ-POPや流行のファッションをちりばめるなど、青春音楽映画としての世界観は踏襲しながら日本の“色”を出し、夢と刺激で溢れていた高校時代と輝きを失った現在の2つの時代が交差して紡がれていく。
物語は、主人公の奈美(篠原)が、末期がんに侵されたかつての親友・芹香(板谷)と再会を果たすところから動き始める。「死ぬ前にもう一度だけ、みんなに会いたい」。女子高生時代の仲良しグループ「SUNNY」のメンバーとの再会を熱望する旧友の願いを、奈美はかなえられるのだろうか。約22年の時を経て、強い気持ちと愛が再び“彼女たち”を輝かせていく。
篠原扮する奈美の高校時代を広瀬が演じることは既報通りだが、今回は若き日の「SUNNY」のメンバーの詳細が明らかになった。奈美にとって憧れの存在で、とにかく美人でクールな奈々には池田、サニーのリーダー・芹香(板谷)には山本、裕子(小池)には野田、心(ともさか)には田辺、梅(渡辺)には冨田が息吹を注ぎ込む。
また、ミニスカートとルーズソックスをはいた広瀬、池田らのコギャルビジュアル姿が初披露された。90年代に女子高生の間でブームになったファッション雑誌「egg」からとった通称“エッグポーズ”を決めるひと幕を確認することもできる。6人は自分の役に合わせて髪を明るく染め、眉を細くし、小麦色の肌を作り込むなど徹底的な約作りを敢行。さらに、大根監督による元コギャルたちへの強力取材と現場監修のもと、ルーズソックスの長さやたるみ具合にまでこだわった細かいディテールからも目を離すことができない。
コギャルに初めて挑戦した広瀬は、「いまを全力で楽しむというコギャルの心意気がとにかくすごくて。こんな風に女子高生が生きている時代があったということを知って、少し羨ましく思いました」と振り返る。既にクランクアップを迎えているが、「撮影中は、大根監督に『ブスだなー』と言ってもらえるシーンが日に日に増えていって。全然嫌じゃない…むしろあざーす!!てなってました(笑)。大根ワールド、最高でした」と胸中を明かしている。一方の大根監督は、「90年代中盤~後半の自分たちが生まれた時代の女子高生=コギャルを演じることは、かなり難しかったと思いますが、すずちゃんをはじめとする高校生サニーメンバーは見事に演じきってくれました。撮影現場で、ルーズソックス・細眉・茶髪の彼女たちを見ているうちに、あの時代にタイムスリップしたような錯覚に陥りました」とコメントを寄せている。
「SUNNY 強い気持ち・強い愛」は、8月31日から全国で公開。
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