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W・ハレルソン「スリー・ビルボード」でオスカー候補も「俺に善人役をやらせるなんて変わってる」

2018年1月29日 13:00

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サム・ロックウェルと共に候補入り
サム・ロックウェルと共に候補入り
(C)2017 Twentieth Century Fox

[映画.com ニュース] 第90回アカデミー賞で作品賞、主演女優賞、助演男優賞、脚本賞、作曲賞、編集賞の6部門7ノミネートを果たした「スリー・ビルボード」で、サム・ロックウェルと共に助演男優賞候補入りしたウッディ・ハレルソンのインタビュー映像が、公開された。

舞台は、米ミズーリ州の片田舎。7カ月前に娘を殺された主婦のミルドレッド(フランシス・マクドーマンド)が、犯人を逮捕できない警察に業を煮やし、抗議のために町はずれに巨大な広告看板を設置。それを快く思わない警察や住民とミルドレッドの間には溝が生まれ、いさかいが絶えなくなっていく。「セブン・サイコパス」のマーティン・マクドナー監督がメガホンをとり、オスカー女優フランシス・マクドーマンド、「スウィート17モンスター」「猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)」のハレルソン、「月に囚われた男」のロックウェルが集結した。

ハレルソンは、本作でミルドレッドに抗議される警察署長ウィロビーを味わい深く演じている。「俺に善人役をやらせるなんてマーティン(・マクドナー)も変わってるよね」とジョークを飛ばしつつ、「脚本を読んだだけで十分にキャラクターが伝わってきた。彼は基本的な礼儀をわきまえているが、必要とあれば抵抗することもいとわない男だ」と役どころを解説する。

さらに、マクドナー監督に対して「マーティンは期待を裏切らない。彼の脚本を読んで感嘆しないことがない。彼の監督作の『ヒットマンズ・レクイエム』も、『セブン・サイコパス』も、素晴らしくて大好きな作品だ。だが彼は監督として満足していないと思う。本作で彼は、コーエン兄弟レベルに飛躍したんじゃないかな。監督としての手腕も見事だし、脚本も何もかもが美しい映画だ」と絶賛。

本作は全米俳優組合賞で最多3冠に輝くなど、ハレルソン、マクドーマンド、ロックウェルの演技が絶賛されているが、「フランシス(・マクドーマンド)の演技はとんでもなく素晴らしかった。あんな演技をできる人は他にいない。とにかく強烈でユーモアのレベルが高くて、キャラクターが強い。サム(・ロックウェル)は常に最高の演技を披露してくれる俳優だが、本作が過去最高かもしれない。彼のキャラクターは最初少し風刺的なところがあって、全く好感が持てない人間だった。それが、“作品の魂”ともいえる人物に変わっていく」と共演者を褒めちぎっている。自身においては、「本作は、主要キャストが3、4人しかいないから、自分のせいで作品の質を下げてしまいかねない」と強い覚悟を持って作品に挑んだという。

スリー・ビルボード」は、「ジオストーム」のアビー・コーニッシュ、「ゲット・アウト」のケイレブ・ランドリー・ジョーンズ、「マンチェスター・バイ・ザ・シー」や「レディ・バード」(6月公開)のルーカス・ヘッジズも出演する。2月1日から全国公開。

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