キム・スヒョンに騙される！「リアル」日本版ポスター＆予告編を先行入手

冨と知恵を持ち、華麗なカジノ界を掌握しようとしていたチャン・テヨン（キム・スヒョン）は、ある日医師から「解離性障害」の疑いがあると告げられてしまう。さらに自らオーナーを務めるラグジュアリーカジノ“シエスタ”がオープンとなった矢先、カジノの利権を狙うギャンググループのチョ・ウォングン、自分と同じ名前を持ち、顔もそっくりの“仮面の男”が目の前に現れる。予期せぬ男たちの登場によって、順風満帆だったチャンの生活は一変し、次第に精神にも影響を及ぼしていく。

兵役入隊前最後の主演作で、主人公チャン、彼と瓜二つの“仮面の男”という1人2役に挑戦したキム。これまでの好青年なイメージを覆し、大人の色気を漂わせながら熱演した本作は「『リアル』が20代最後の代表作として人々の記憶に残れば嬉しい」と語るほど、思い入れのある作品になったようだ。また「探偵なふたり」「殺人の輪廻」のソン・ドンイルがギャングのチョ・ウォングン役、「華麗なるリベンジ」のイ・ソンミンがチャンの担当医師役として登場。人気K-POPグループ「f(x)」の元メンバー・ソルリは、本名のチェ・ジンリとして出演しており、キムとの大胆なラブシーンにも挑んでいる。

お披露目された日本版ポスタービジュアルは、役に扮したキムのさまざまな表情をとらえたもの。「本当の自分は何者か、本当の現実（リアル）は何か」「あなたはキム・スヒョンに騙される」というキャッチコピーが、先読み不可能な物語が展開することを示唆している。予告編は「チャン・テヨンさん。あなたには“もう一つの顔”があるようですね」というセリフに続き、白熱の肉弾戦やカーチェイスを活写。「赤・緑・青を使用して主人公テヨンの心理状態を表現し、彼が心理的に不安定に陥っている、または興奮状態な時には赤色を、安定した状態ではグリーンとブルー系の色を使用している」というコンセプトによって構築された独特な世界観が映し出されている。

「リアル」は、4月14日から東京・シネマート新宿ほか全国順次公開。