東出昌大×濱口竜介監督「寝ても覚めても」でtofubeatsが映画音楽に初挑戦!
2018年1月19日 11:00

[映画.com ニュース] 「ハッピーアワー」の濱口竜介監督がメガホンをとり、東出昌大が主演する「寝ても覚めても」の音楽を、トラックメーカーや音楽プロデューサーとして活躍するtofubeatsが担当することがわかった。映画音楽は初挑戦ながら、本作の主題歌も手がけている。
芥川賞作家・柴崎友香氏の同名小説を原作に、ステリアスな自由人の麦(バク)と、優しくて誠実なサラリーマン・亮平という、同じ顔をしたふたりの男と、その間で揺れ動く女性・朝子の8年間を描く。東出が麦と亮平の1人2役に挑み、新進女優の唐田えりかがヒロイン・朝子を演じている。
tofubeatsは、「ハッピーアワー」に衝撃を受けたことをきっかけに、濱口監督と対談を行うなどして交流を深めてきた。敬愛する濱口監督とのタッグが実現し、「初の映画への主題歌・楽曲提供ということで不安もあったのですが、濱口監督の作品ということで意を決して飛び込ませていただきました」と胸中を吐露。「不慣れな点は多かったのですが、こうして皆様にお知らせできるところまで来られて本当に嬉しいです。とにかく自分にできることは脚本や資料を読んで取り組むことだったので、全ての要素が作品を見て皆様が感じていただくことの助けになっていれば嬉しいです」と話している。

一方の濱口監督は、tofubeatsの起用に対し「映画音楽をお願いできたことを心から嬉しく思っています」と喜びを明かす。「クレバーな印象の強いtofuさんですが、その楽曲は実はとてもまっすぐ胸に飛び込んでくるものです。『寝ても覚めても』はなかなか一筋縄ではいかない恋愛映画なのですが、tofubeatsさんの楽曲は観客が映画を見る上での感情的な拠りどころになってくれています。そして、エンドクレジットに流れる主題歌。私は、震えました。観客の皆さんにも胸のど真ん中を撃ち抜かれていただきたい」と賞賛している。
「寝ても覚めても」は晩夏にテアトル新宿、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国で公開。
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