永野芽郁、朝ドラヒロインと“シンクロ率100%”!佐藤健が絶賛「大スターになる」
2018年1月18日 13:00
昨年10月下旬に岐阜県東濃地方でクランクインし、現在は関東近郊ロケやスタジオ収録が順調に進行中。ヒロイン・鈴愛(すずめ)役の永野は「撮影に入って約2カ月、ようやく岐阜弁に慣れて、今では日常会話も岐阜弁です」と充実の面持ちで、鈴愛の幼なじみであるクールな理論派・萩尾律役の佐藤は「手応えを感じまくっております。本当に面白く、期待してもらって大丈夫です。撮影していて、永野さんはきっと大スターになるんだろうなと思った」と褒めちぎった。
物語は片耳の聴力を失いながらも、持ち前のユニークな発想力を生かし少女漫画家を目指していた鈴愛が、高度成長期終盤から現代までを“七転び八起き”で駆け抜け、やがて一大発明を成し遂げる姿を描く。佐藤は鈴愛というキャラについて、「台本を読んだ時点で、僕が幼なじみ役というのもありますが、鈴愛というキャラが大好きになった。見てくださる方も本当に好きになり、鈴愛を見ていればいい、という状態になるくらい魅力的」と評したうえで、「それを演じるのが永野さん。『当て書きだろう』というくらいピッタリすぎて。永野さんが発すればそれが鈴愛になるし、“シンクロ率100%”ですよ。大物キャストとの共演でも堂々としているし、大物だと感じた」と熱弁。これに永野は「感動しちゃった!」と表情をほころばせ、「スターである佐藤さんに『スターになれる』と言われたので、期待しながら日々頑張ります」と気を引き締めていた。
また永野は、方言に苦労したそうで「関西弁ぽく言っていたんですが、そうじゃないといっぱい言われ、どの岐阜弁も難しかった」と吐露。訓練を積んだ現在は「岐阜弁がなじんでいる」といい、「一昨日、友だちと電話していた時、ずっと岐阜弁でしゃべっていたみたいで。今では標準語のほうが難しいと思うくらいです」と笑顔を見せた。
さらに「お互いの印象は」との質問に、佐藤は身振り手振りを交え「チュン! とした感じですね。すずめだけに。そこが良いと思います」と回答。永野は「佐藤さんは、現場にいるといい意味で何も考えずに居られるくらい安心感がある。律と鈴愛の関係ができていると思います」と信頼感をにじませた。2人は終始、仲睦まじい雰囲気で掛け合いを繰り広げており、撮影中のリラックス方法を問われた佐藤は「現場で撮った永野芽郁のムービーを見ること」と明かしていた。
この日の撮影セットは、バブル期の鈴愛&律や、少女漫画家・秋風羽織(豊川悦司)が通う東京の喫茶店「おもかげ」のひと幕。故郷にある喫茶店「ともしび」に雰囲気が似ており、鈴愛は律や正人(中村倫也)を相手に仕事や恋の相談をするという設定で、第7週・37回(5月14日放送)から登場する。「半分、青い。」は、4月2日から放送が開始される。
フォトギャラリー
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
関連コンテンツをチェック
シネマ映画.comで今すぐ見る
第86回アカデミー作品賞受賞作。南部の農園に売られた黒人ソロモン・ノーサップが12年間の壮絶な奴隷生活をつづった伝記を、「SHAME シェイム」で注目を集めたスティーブ・マックイーン監督が映画化した人間ドラマ。1841年、奴隷制度が廃止される前のニューヨーク州サラトガ。自由証明書で認められた自由黒人で、白人の友人も多くいた黒人バイオリニストのソロモンは、愛する家族とともに幸せな生活を送っていたが、ある白人の裏切りによって拉致され、奴隷としてニューオーリンズの地へ売られてしまう。狂信的な選民主義者のエップスら白人たちの容赦ない差別と暴力に苦しめられながらも、ソロモンは決して尊厳を失うことはなかった。やがて12年の歳月が流れたある日、ソロモンは奴隷制度撤廃を唱えるカナダ人労働者バスと出会う。アカデミー賞では作品、監督ほか計9部門にノミネート。作品賞、助演女優賞、脚色賞の3部門を受賞した。
父親と2人で過ごした夏休みを、20年後、その時の父親と同じ年齢になった娘の視点からつづり、当時は知らなかった父親の新たな一面を見いだしていく姿を描いたヒューマンドラマ。 11歳の夏休み、思春期のソフィは、離れて暮らす31歳の父親カラムとともにトルコのひなびたリゾート地にやってきた。まぶしい太陽の下、カラムが入手したビデオカメラを互いに向け合い、2人は親密な時間を過ごす。20年後、当時のカラムと同じ年齢になったソフィは、その時に撮影した懐かしい映像を振り返り、大好きだった父との記憶をよみがえらてゆく。 テレビドラマ「ノーマル・ピープル」でブレイクしたポール・メスカルが愛情深くも繊細な父親カラムを演じ、第95回アカデミー主演男優賞にノミネート。ソフィ役はオーディションで選ばれた新人フランキー・コリオ。監督・脚本はこれが長編デビューとなる、スコットランド出身の新星シャーロット・ウェルズ。
ギリシャ・クレタ島のリゾート地を舞台に、10代の少女たちの友情や恋愛やセックスが絡み合う夏休みをいきいきと描いた青春ドラマ。 タラ、スカイ、エムの親友3人組は卒業旅行の締めくくりとして、パーティが盛んなクレタ島のリゾート地マリアへやって来る。3人の中で自分だけがバージンのタラはこの地で初体験を果たすべく焦りを募らせるが、スカイとエムはお節介な混乱を招いてばかり。バーやナイトクラブが立ち並ぶ雑踏を、酒に酔ってひとりさまようタラ。やがて彼女はホテルの隣室の青年たちと出会い、思い出に残る夏の日々への期待を抱くが……。 主人公タラ役に、ドラマ「ヴァンパイア・アカデミー」のミア・マッケンナ=ブルース。「SCRAPPER スクラッパー」などの作品で撮影監督として活躍してきたモリー・マニング・ウォーカーが長編初監督・脚本を手がけ、2023年・第76回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門グランプリをはじめ世界各地の映画祭で高く評価された。
「苦役列車」「まなみ100%」の脚本や「れいこいるか」などの監督作で知られるいまおかしんじ監督が、突然体が入れ替わってしまった男女を主人公に、セックスもジェンダーも超えた恋の形をユーモラスにつづった奇想天外なラブストーリー。 39歳の小説家・辺見たかしと24歳の美容師・横澤サトミは、街で衝突して一緒に階段から転げ落ちたことをきっかけに、体が入れ替わってしまう。お互いになりきってそれぞれの生活を送り始める2人だったが、たかしの妻・由莉奈には別の男の影があり、レズビアンのサトミは同棲中の真紀から男の恋人ができたことを理由に別れを告げられる。たかしとサトミはお互いの人生を好転させるため、周囲の人々を巻き込みながら奮闘を続けるが……。 小説家たかしを小出恵介、たかしと体が入れ替わってしまう美容師サトミをグラビアアイドルの風吹ケイ、たかしの妻・由莉奈を新藤まなみ、たかしとサトミを見守るゲイのバー店主を田中幸太朗が演じた。
文豪・谷崎潤一郎が同性愛や不倫に溺れる男女の破滅的な情愛を赤裸々につづった長編小説「卍」を、現代に舞台を置き換えて登場人物の性別を逆にするなど大胆なアレンジを加えて映画化。 画家になる夢を諦めきれず、サラリーマンを辞めて美術学校に通う園田。家庭では弁護士の妻・弥生が生計を支えていた。そんな中、園田は学校で見かけた美しい青年・光を目で追うようになり、デッサンのモデルとして自宅に招く。園田と光は自然に体を重ね、その後も逢瀬を繰り返していく。弥生からの誘いを断って光との情事に溺れる園田だったが、光には香織という婚約者がいることが発覚し……。 「クロガラス0」の中﨑絵梨奈が弥生役を体当たりで演じ、「ヘタな二人の恋の話」の鈴木志遠、「モダンかアナーキー」の門間航が共演。監督・脚本は「家政夫のミタゾノ」「孤独のグルメ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭。
奔放な美少女に翻弄される男の姿をつづった谷崎潤一郎の長編小説「痴人の愛」を、現代に舞台を置き換えて主人公ふたりの性別を逆転させるなど大胆なアレンジを加えて映画化。 教師のなおみは、捨て猫のように道端に座り込んでいた青年ゆずるを放っておくことができず、広い家に引っ越して一緒に暮らし始める。ゆずるとの間に体の関係はなく、なおみは彼の成長を見守るだけのはずだった。しかし、ゆずるの自由奔放な行動に振り回されるうちに、その蠱惑的な魅力の虜になっていき……。 2022年の映画「鍵」でも谷崎作品のヒロインを務めた桝田幸希が主人公なおみ、「ロストサマー」「ブルーイマジン」の林裕太がゆずるを演じ、「青春ジャック 止められるか、俺たちを2」の碧木愛莉、「きのう生まれたわけじゃない」の守屋文雄が共演。「家政夫のミタゾノ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭が監督・脚本を担当。