美意識を貫いた私生活 ドキュメンタリー「ドリス・ヴァン・ノッテン」本編映像公開
2018年1月12日 22:30

[映画.com ニュース] 世界のセレブリティやファッションアイコンから支持される孤高のファッションデザイナーを追ったドキュメンタリー「ドリス・ヴァン・ノッテン ファブリックと花を愛する男」の本編映像が、このほどお披露目された。ベルギー・アントワープ郊外にある邸宅での様子が抜粋されている。
「マグナム・フォト 世界を変える写真家たち」を手がけたライナー・ホルツェマー監督による本作は、3年に及ぶ取材交渉の末、ヴァン・ノッテン本人の撮影許可を得ることに成功したドキュメンタリー。パリのグラン・パレで開催された2015春夏レディースコレクションの舞台裏から、オペラ座で発表した2016/17秋冬メンズコレクションの本番直後までの1年間に密着している。
ヴァン・ノッテンにとって、創作活動を支えるインスピレーションの源になっている私生活。部屋に飾る花ひとつとっても「ここに飾る花には必ず黄色を入れる」「イスの色とそろえるんだ」「インテリアの色を繰り返す」と語っており、その位置や色、家具とのバランスに強いこだわりを見せ、何事にも“全力で取り組む”完璧主義者の一面をのぞかせている。
多くの芸術品に囲まれた邸宅でパートナー・パトリックと暮らしているヴァン・ノッテン。家庭菜園で採れたばかりの野菜を使って一緒に食事の準備をする光景に加え、「不思議だよ。会話してると相手の言葉の先が読める。長年のカップルはそんなふうになるのかも」というパトリックの発言が、2人の絆の深さを感じさせる。
「ドリス・ヴァン・ノッテン ファブリックと花を愛する男」は、1月13日から東京・ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国で順次公開。
(C)2016 Reiner Holxemer Film - RTBF - Aminata bvba - BR - ARTE
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