アマゾンのAI・アレクサ、ゴールデングローブ賞の勝者を予想
2018年1月7日 19:00

[映画.com ニュース] 1月7日(現地時間)に行われるゴールデングローブ賞授賞式を前に、アマゾンの音声アシスタントのアレクサが受賞予想を行っているとDeadlineが報じた。
アレクサは、アマゾンの音声アシスタント端末Amazon Echoなどに搭載されているAIアシスタント。Deadlineが同端末にゴールデングローブ賞の作品賞を質問すると、「ドラマ部部門の作品賞は『ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書』と『シェイプ・オブ・ウォーター』という2大候補の一騎打ちになるでしょう。わたしは伏兵の『君の名前で僕を呼んで』を応援していますが」と返答した。
さらに、コメディ・ミュージカル部門の作品賞予想を聞くと、以下のように回答するという。「『レディ・バード』がコメディ・ミュージカル部門の作品賞を受賞すると思います。これは(『レディ・バード』の愛称で知られる)リンドン・ジョンソン大統領夫人の物語ではなく、自分を好きになることができない10代の少女を題材にしたユニークな成長物語です。この作品に魅了されない人は、いないのではないでしょうか?」
ちなみに、アマゾンはオリジナルの映画やテレビドラマを手がけていることでも知られている。今年はテレビドラマ「The Marvelous Mrs. Maisel 」がテレビドラマの作品賞(コメディ・ミュージカル部門)にエントリーしているが、アレクサは自社作品を贔屓するのだろうか。コメディ・ミュージカル部門の作品賞予想を質問すると、ドラマ部門と部門違いであるものの米Huluの「The Handmaid's Tale 侍女の物語」と返答。さらに、「個人的には『ストレンジャー・シングス 未知の世界』が作品賞を受賞し、ゴールデングローブ賞を“アップサイドダウン”(ひっくり返して)にして欲しいです」とコメントしている。
「The Handmaid's Tale 侍女の物語」は米Hulu、「ストレンジャー・シングス 未知の世界」はNetflixと、いずれもアマゾンのライバルのストリーミング配信会社のオリジナル作品であることから、アレクサが大人の事情に囚われていないことが明らかになった形だ。ゴールデングローブ賞授賞式は1月7日午後5時(現地時間)、米ロサンゼルスのビバリーヒルトン・ホテルで行われる。
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