ヒュー・ジャックマン、ジェームズ・ボンド役を断った経緯を告白
2018年1月2日 10:00

[映画.com ニュース]オーストラリア出身のハリウッド俳優ヒュー・ジャックマンが、過去にジェームズ・ボンド役のオファーを辞退した理由を、米バラエティに語った。
大ヒット作「LOGAN ローガン」で金属の爪を持つワイルドなヒーロー、ウルヴァリン役から卒業したジャックマン。2000年のシリーズ第1弾「X-メン」で同役を演じてブレイクしてまもなくのこと、「もうすぐ『X-MEN2』ってときに、エージェントからボンドに興味があるかって電話があった」という。
「その頃のボンド映画は脚本が現実離れしてクレイジーになってきていたから、もっとタフで現実味が必要だと思っていた。だけど、『おい、君の意見なんて聞いてないんだ。とにかくサインしてくれ』って言い返されたよ」と述懐。しかし、「悩んだけど、別の映画に出る時間はなかったんだ」と、「X-MEN」シリーズのウルヴァリン役を優先させたようだ。
英サン紙では、「演劇学校にいた頃、ハリウッドに行ったらどんな役を演じそうか、みんなで冗談を言い合ってたんだけど、おもしろいことに誰もが僕はボンドをやりそうって投票していた」とコメント。「だから、ウルヴァリンよりもボンドになっている自分のほうが想像しやすかった」と明かしつつ、「もし、ビッグな役を2つとも引き受けていたら、自分は有名になりたいんだってメッセージを業界に送っているようなものだし、出てみたいと思っていた様々なタイプの映画に出演するチャンスがなかったかもしれない」と、ボンド役を逃したことを後悔はしていないようだ。
ピアース・ブロスナンの後任を射止めた英俳優ダニエル・クレイグは、2019年11月8日全米公開予定の「ボンド25(仮題)」でボンド役を卒業することを宣言している。7代目ジェームズ・ボンドにジャックマンが就任すればビッグニュースだが、クレイグと同い年であることを考えると期待しすぎないほうが賢明かもしれない。
ジャックマン主演のミュージカル映画「グレイテスト・ショーマン」は2018年2月16日公開。
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