EW誌が選ぶ、2017年のベスト映画10本
2017年12月27日 12:00

[映画.com ニュース] 米エンターテインメント・ウィークリー誌が、2017年のベスト映画10作品を発表した。
第1位は、クリストファー・ノーラン監督が実話の映画化に初挑戦した大作「ダンケルク」。第2次世界大戦中の1940年、フランスの港町ダンケルクでドイツ軍に包囲された英仏連合軍の兵士40万人を救うため、イギリスの輸送船や駆逐艦、民間船までもが動員された救出作戦「ダンケルクの戦い」を、“陸”“海”“空”の3つの視点から描いた。若手俳優フィオン・ホワイトヘッドが主演し、ノーラン作品常連のトム・ハーディやキリアン・マーフィ、オスカー俳優のマーク・ライランス、ケネス・ブラナーらが豪華キャストが脇を固めた。
また、第2位はオスカーノミネートが有力視されているティモシー・シャラメ&アーミー・ハマー共演の「君の名前で僕を呼んで」。同作は、「胸騒ぎのシチリア」のルカ・グァダニーノ監督による青春映画で、1980年代の夏休み、イタリアのインテリ家庭にアメリカからホームステイに来た学生(ハマー)とその家の長男(ティモシー・シャラメ)の恋愛を描いている。
ほかにも、「シェイプ・オブ・ウォーター」や「ゲット・アウト」といった話題作がランクイン。なお、ワースト映画の1位は「絵文字の国のジーン」(トニー・レオンディス監督)だった。
ベスト映画10作品は以下の通り。
1.「ダンケルク」(クリストファー・ノーラン監督)
2.「君の名前で僕を呼んで」(ルカ・グァダニーノ監督)
3.「シェイプ・オブ・ウォーター」(ギレルモ・デル・トロ監督)
4.「ゲット・アウト」(ジョーダン・ピール監督)
5.「Foxtrot(原題)」(サミュエル・マオズ監督)
6.「Hostiles(原題)」(スコット・クーパー監督)
7.「レディ・バード(原題)」(グレタ・ガーウィグ監督)
8.「モリーズ・ゲーム」(アーロン・ソーキン監督)
9.「フェイセス・プレイセス(英題)」(アニエス・バルダ監督)
10.「ワンダーウーマン」(パティ・ジェンキンス監督)
2.「君の名前で僕を呼んで」(ルカ・グァダニーノ監督)
3.「シェイプ・オブ・ウォーター」(ギレルモ・デル・トロ監督)
4.「ゲット・アウト」(ジョーダン・ピール監督)
5.「Foxtrot(原題)」(サミュエル・マオズ監督)
6.「Hostiles(原題)」(スコット・クーパー監督)
7.「レディ・バード(原題)」(グレタ・ガーウィグ監督)
8.「モリーズ・ゲーム」(アーロン・ソーキン監督)
9.「フェイセス・プレイセス(英題)」(アニエス・バルダ監督)
10.「ワンダーウーマン」(パティ・ジェンキンス監督)
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