伝説のラーメン漫画「ラーメン食いてぇ！」映画化決定！中村ゆりか＆葵わかなが共演

2015年2月にWEBコミック「モアイ」で連載され、SNSを中心に話題をさらった同名漫画を、新鋭・熊谷祐紀監督のメガホンで映画化。キルギスの高原でただ一人遭難した料理評論家・赤星（片桐）は、倒れ伏して死を覚悟した……瞬間に「清蘭のラーメン食いてえ!!」と絶叫。最後の力を振り絞り、清蘭を目指して歩を進めていく。同じくして、ベストパートナーだった妻を亡くし、ラーメン屋をたたむ決意をした紅（石橋）や、心ない噂がもとで自殺を考える女子高生・茉莉絵（中村）も、ラーメンの不思議な縁により生きる力を取り戻していく。

祖父のラーメン屋を継ぐことで生きる希望を見出した茉莉絵役の中村は、「ラーメン作りの工程を教わるなど、とても貴重な経験をさせて頂きました」と充実感たっぷり。「ひとつのラーメンから生きる力をもらうほどです。全力に真剣で、そしてとても熱い物語だと思います。ごはんを感謝して頂く大切さ、人の思いやりが伝わって来る様な映画です。皆さまに、ぜひ見てもらえたら嬉しいです」とアピールに努めた。

茉莉絵の親友であり、ともにラーメン道を極めていくコジマ役の葵は、原作のイメージにあわせて髪を約20センチカット。「ラーメンの湯切りをたくさん練習したのを覚えています。意外と“ひらざる”が重たくて手首が痛くなっていた日々でした」と振り返り、「撮影も寒かったりと大変な事もありましたが、茉莉絵役のゆりかちゃんと一緒に楽しみながらやらせて頂きました。青春と人生とラーメンの融合、シュールな世界観を楽しんでいただけたらと思います」と願いを込めた。

あわせて予告編とポスタービジュアルも披露。ビジュアルは「『もう駄目だ。』と思ってしまったすべての人たち」というコピーとともに、人生の岐路に立つ4人が勢ぞろいする温かみあふれる仕上がりだ。熊谷監督は「執筆中、撮影中、編集中、何度『ラーメン食いてえ』とつぶやいたことか。中村ゆりか、葵わかな、片桐仁、石橋蓮司が流す涙を塩分に、笑って泣ける美味しいラーメン映画に仕上がりました」とコメントを寄せた。

「ラーメン食いてぇ！」は、2018年3月3日から東京・新宿武蔵野館ほか全国公開。