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「デトロイト」事件の真相に迫る特別映像公開!キャスリン・ビグロー監督が重視したのは?

2017年12月25日 13:00

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ウィル・ポールターが狂気の白人警官役
ウィル・ポールターが狂気の白人警官役
(C) 2017 SHEPARD DOG, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

[映画.com ニュース] 「ゼロ・ダーク・サーティ」のオスカー監督キャスリン・ビグローが、1967年に米デトロイトで発生し、5日間で43人が死亡、1100人以上が負傷、逮捕者は約7000人にも及んだ暴動を描いた「デトロイト」の特別映像が、公開された。暴動中に起こった事件の当事者たちが登場し、当時を生々しく回想している。

暴動3日目の夜、銃声があったとの通報を受け、デトロイト市警察をはじめ、ミシガン州警察、ミシガン陸軍州兵が、アルジェ・モーテルで銃の捜索を開始。いくら調べても銃が発見できずいらだちが募るなか、数人の警官が捜査手順を無視し、宿泊客の人権を無視した不当な尋問を始める。それはやがて、自白を強制する「死のゲーム」へと変貌していく。

当時警備員だったメルビン・ディスミュークス氏は、「私は自分の目で見た事実を警察署で話した。しかし聞き入れられず、第一級殺人で起訴され、つらかった」と切々と訴える。劇中では、ディスミュークス氏を「スター・ウォーズ 最後のジェダイ」が公開中のジョン・ボヤーガが演じており、警察に自白を強要され、おびえるさまが映し出される。

さらに、事件当夜、モーテルに泊まっていたジュリー・ハイセル氏は「雑談して音楽を聞いていたら、銃弾が頭の横をかすめた」と回想。元デトロイト市警警察署長のアイク・マッキノン氏は「事件直後、同僚の警官が話していた。“白人警官が黒人の青年たちを射殺した”とね」と振り返りつつ、「反対意見もあるだろうが、人々は真実を知るべきだ」と締めくくっている。

緊迫感あふれる映像で、闇に葬られていた事件にメスを入れたビグロー監督は、「アルジェ・モーテル事件は悲劇だった。この映画の製作過程で特に重視したのは、実際の被害者に話を聞くことだったわ」と語っている。

デトロイト」は、2018年1月26日から全国公開。

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